【アモリ通信571】 俺の夢に乗れ

◎◎さん(^^♪

こんにちは。

『数字と人を育てる経営を、あなたの会社に。
「数字と心」が経営の両輪です。 
    ペンタゴン・メソッド』

本日のテーマは
『俺の夢に乗れ』です。


 孫正義 300年王国への野望
    日本経済新聞記者  杉本貴司

   「俺の夢の乗れ」 P124~~P127


(私見 1)

 孫正義の評価についてはいろいろあろうかと
思います。彼の出自を問題にしたり、所詮彼は
ペテン師だと見なしたり・・・・・。
 隣国をあまり好きではない私ですが、それと
これとは全く別問題、別次元です。
 孫正義の事業家、実業家としてのスケールの
大きさが私は大好きです。

 例の如く、自分とは比ぶべくもありませんが、
今回は上記の部分を「音声入力」でまとめまし
た。


「俺の夢に乗れ」

 2004年6月だった。当時社員数1700人のソフト
バンクが 3000人を採用するとぶち上げた。
 軌道に乗り始めた「ヤフーBB」によるブロー
ドバンド事業を広げるためだ。

 リクルートのコンサルタントとしてアプロー
チしていた青野の携帯が鳴ったのはある夜のこ
と。リクルート子会社の社長になることがほぼ
決まっていた青野が、自分の会社に入ってくる
内定者との懇親会に顔を出していた時だった。
 夜中11時に東京・箱崎のソフトバンク本社で
孫正義が会いたいとのことだった。

 スリッパで現れた孫は挨拶もなく、いきなり
「で、なんだっけ」から話を始めた。
 青野は今のソフトバンクが3000人も採用すれ
ば、一年もせず半分は辞めてしまうだろうと説
明した。人を雇ってもろくな教育体制がないか
らだ。

「ただし、しっかりした教育体制を作れば、こ
れはリスクではなく次世代のリーダーを育てる
チャンスに変わります」
 温めていたソフトバンク向けの人材育成プロ
グラムを披露した。

「いいじゃない」

 オーナー社長の一言で即採用。あっさり決ま
った大型契約に気をよくしていた青野に孫が付
け加えるように言った。

「お前いいな。ところで外部なの?」

 青野は外来者用の赤色のストラップを首から
ぶら下げていた。孫とは名刺交換さえしていな
い。

 「はい、外部です。リクルートの者です」

 「お前、それだけやりたいんだったら、そっ
ち側の席じゃなくてこっち側に来いよ」
 つまり、ソフトバンクに来いと言っているの
だ。

 「いや、移るつもりはありません」
 その場ですっぱりと断ったが後日、青野の携
帯に連絡が入った。孫の秘書からだった。

 「孫がお会いしたいと申し上げております」
 引き抜きの話だと、ピンときた。

 「もし違っていたら大変申し訳ないのですが、
ソフトバンクさんに来ないかというお誘いだっ
たらその気はありません。孫さんにとっても時
間の無駄になりますのでお断りします。ご確認
いただけないでしょうか」

 しばらくするとまた同じ秘書から電話がきた。

 「孫が、いいから来てくださいと申していま
す」

 しぶしぶ30分だけという約束で、青野は再び
孫が待つ社長室に足を運んだ。もちろん引き抜
きの誘いを断るつもりだったが、孫が青野に切
り出したのは給料やポストなど待遇のような細
かい話ではなかった。

 「お前は300年後の世界はどうなると見ている
んだ」

 「は?えっと・・・そう言われましても」
 完全に想定外の問いかけにうろたえる青野。
孫が畳みかけた。

 「今の世の中、おかしいと思わないか。それ
を変えるのは政治か官僚か、それともビジネス
だろうか」

 「ビジネスじゃないでしょうか」
 「じゃ、それができる経営者は誰だ」
 「孫さん・・・・・、かもしれませんね」
 「そうだ、俺が変える。お前をやっと見つけ
  たんだ。うちのグループ800社をお前に預け
  る。俺は世界を変える。お前は、俺の夢に
  乗れ」

 孫がぐっとにらみを利かせてくる。が、孫の
目を見るまでもなかった。
 「お前をやっと見つけたんだ」。その言葉が
青野の心をワシづかみにした。即答だった。

 「はい、乗ります!」

 青野は思わず答えていた。声がうわずってい
るのが自分でも分かる。

 青野は結婚もしており子供もいる。しかもリク
ルート子会社の社長への就任が決まっていた。

 「うわっ。俺はいったい何をしているんだ!」
という感じでした。こちらも人事や採用はプロ中
のプロです。採用の話になった時に、人の心がど
う動くかわかっているつもりでした。ところがで
す。僕は百万馬力で来られても意思は変えないつ
もりだったのが、たったの30分で考えが変わって
いました。不思議としか言いようがないですよ」

 青野自身がこう振り返る。その夜、妻の正子に
告げた。

 「俺、会社を替えるわ」
 「え、どこに行くの?」
 「ソフトバンク」
 「もう決めてるの?」
 「うん、決めてる」
 「いつ?」
 「さっき」
 「じゃ、しょうがないわね」

 青野はリクルートで頭角を現していた頃、志願
してリクルート本体を辞職して子会社に転籍した
ことがある。腰掛けと思われるのが嫌で退路を断
つつもりだった。そんな経験から、妻も慣れたも
のだった。こうして孫は300年王国建設へと向か
うための頼れる側近を手に入れた。


(私見 2)

「お前をやっと見つけたんだ」

「お前は、俺の夢に 乗れ」

「はい、乗ります!」

「うわっ。俺はいったい何をしているんだ!」

幸か不幸か、我が人生でこういう経験は全く
記憶にありません。この話そのものがいくらか
ドラマチックに「加工」されているとみますが
案外ウソではないだろうと私は思います。

 「自分の熱意で相手を虜にして見せる」

そういう人間的魅力も孫正義にはあるのだと思
います。

 孫正義の最後の大勝負であろう
     「AI革命への投資」。

どういう変化がもたらされるのか、注意深く
見守っていこうと思っています。

◎◎さんは、
「お前をやっと見つけたんだ」
「お前は、俺の夢に 乗れ」
とか言われたことがありますか。

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

◎◎さんの幸運な日々を祈念します。

 

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