福島清隆　さん

こんにちは。

キャッシュフローコーチ　＆
　　　リスクマネージャーの福島清隆です。

本日のテーマは「中村天風　成功手帳」です。

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　　中村天風　　成功手帳　　2014年

　　今日一日
　　怒らず　　怖れず　　悲しまず
　　正直　　　親切　　　愉快に
　　力と　　　勇気と　　信念とをもって
　　自己の人生に対する責務を果たし
　　恒（つね）に平和と愛とを失わざる
　　立派な人間として生きることを
　　厳（おごそか）かに誓います

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中村天風といっても若い人はもちろん、中高年の方
々でも知らない人が多いのではないかと思います。

中村 天風（なかむら てんぷう）1876年7月30日
 - 1968年12月1日）は右翼団体玄洋社社員、
大日本帝国陸軍の諜報員、日本の実業家、思想家
ヨーガ行者、自己啓発講演家。天風会を創始し
心身統一法を広めた。
本名は中村 三郎（なかむら さぶろう）。 

影響を受けた人々
中村天風の考え・活動に影響を受けた人々は、
ヨガ関係は勿論であるが、その他にも多い。
東郷平八郎、原敬、北村西望、宇野千代、双葉山、
広岡達朗などで、実業界では松下幸之助、稲盛和夫
などである。近くは、大谷翔平などがいる。 
　　　　　　　　　　     (Wikipediaより）

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今回は、中村天風の成功手帳からの名言・訓話を
ご紹介します。

その前に・・・・・・

アモリ通信も4年以上継続し、200話を越すように
なって、「何を今更・・・」みたいな話ですが、
書籍等からの転載では、雑誌からのもの以上に
「著作権違反」ということを強く意識するように
なりました。
（雑誌の場合は、定期購読している、日経ビジネ
ス、日経トップリーダー、トップポイント他に
ほぼ限定しています）

書籍では
「乱丁、落丁本はお取替えします」とかいう注記が
巻末にあるのが普通です。
しかし、書籍によっては明確に下記のようなものも
最近は少なくありません。

「本書の無断転載・複写は、著作権法上での例外を
除き禁じられています。インターネット、モバイル
等の電子メディアにおける無断転載ならびに第三者
によるスキャンやデジタル化もこれに準じます」

私のメルマガは「転載」が多いのが現実です。
当然というか、その都度、著者に許可など取ってい
ません。

（無料の）メルマガ配信でも、状況によっては、
グレーになろうかと思いますが、私の場合、メルマ
ガは、その後、アマゾンで電子書籍として上梓して
います。

まぁ～、ほとんど売れてませんので（苦笑＆汗）、
それほど気にすることはないと思うものの、
過去の作品で、「大前語録」や「永守重信」などに
おいては、要点をほとんど全部「転載」したものな
ので、電子書籍化に当たっては、かなりの部分を
「削除・再編集」して上梓しました。

ある日突然、バカ売れして、その後、訴えられても
困りますので・・・・

( ﾏｼﾞ ｶ ?   ｿﾝﾅ ｶﾉｳｾｲ ﾊ ｾﾞﾛ ﾆ ﾁｶｲ ﾀﾞﾛ!!)

ま、しかし、「まさかのリスクマネジメント」も
自分のビジネスの領域にしてますので、気を付ける
事に越したことはありません(^^♪

前置きが長くなりましたが、中村天風は没後50年
以上経過しています。また、中村天風成功手帳には
「無断転載・複写」云々の注意書きはありません。

だからといって、完全に安心という訳ではないので
すが、それでも、当初は何話かに分けて、全てをご
紹介しようかと思っていたのですが、今回のみの部
分紹介に止めます。

今後も、諸々の書籍の紹介は、あまり過度にならな
いように、著書全体のボリュームの30%以下にしよ
うと自己規制することにしました。

それから「転載」ではなく「引用」です。
そういうことにします(^^♪

(　ｿﾚﾃﾞﾓ  ｹﾞﾝﾐﾂ ﾆ ｲｳﾄ NG ｶﾓ ｼﾚﾏｾﾝ ｶﾞ  ｱｾ ｱｾ )

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中村天風　成功手帳　　2014年

実現する！実現する！と自己自身くりかえして
言う時に、すでにその求むるところのものを半ば
以上、自分のものにしたと同様である。

１月　　理想の月
　　自分が自分を助けないで、いや神様、仏様なん
　　て、すぐに誰かに救いを求めていやしないか。

　　こうなりたい、ああなりたいという理想を常に
　　心にはっきりと描き続けるとき、それは確固た
　　る信念となり、理想が実現する。
　　理想は人間を偉大にも、はたまた価値なくもす
　　る。だから、心に犬小屋みたいな小さな夢を描
　　くのではなく、もっと皆の幸せという高貴で宏
　　壮なものを描く、これが人の理想というもので
　　ある。

２月　　力の月
　　あなた方、人間というものが、どうして生きて
　　いられるのかを考えたことがあるかい？

　　思い通りの成功を実現しようとするならば、ま
　　ず第一に、自分自身の「生命の力」を充実させ
　　なければならない。「生命の力」とは、体力、
　　胆力、判断力、断行力、精力、能力である。こ
　　れらの6つの力を完全に発揮させるには、常に
　　心と体の調和を心がけることが何よりも肝要で
　　ある。

３月　　勇気の月
　　欲しいものが手に入らなかったら、現在自分が
　　持っているものを嬉しい、ありがたいと思いな
　　さい。

　　どんな場合にも、何事も怖れず、虚心平気でい
　　られるのが真の勇気ある状態である。
　　身に病があろうと、運命に非なるものがあろう
　　と、「怒らず、怖れず、悲しまず」、だんぜん
　　逆境を乗り越えていこうとする力強い態度であ
　　り、積極人生を築く一番の根本である。

４月　　信念の月
    人間は偉くなりすぎて困るってことは絶対ない

　　念願や宿願がかなう、かなわないということは
　　自分の外にあるのではなく、すべて自分の心の
　　思いよう、考え方の中にある。同じことを絶え
　　間なく、はっきりした映像にして心のスクリー
　　ンに描けば、それは期せずして強固な信念とな
　　って必ず実現する。信念とは宿願達成の原動力
　　なのである。

５月　　積極の月　
　　人と接するときは、明るく、朗らかに、イキイ
　　キとして勇ましい態度で接するようにしてごら
　　ん

　　積極とは、どんな場合にも心を「尊く、強く、
　　正しく、清く」もつことである。
　　心が積極的であれば人生はどんな場合にも明る
　　くはつらつとして、勢いの満ちみちたものにな
　　る。

６月　　喜びの月
　　どんなに金があったって、しょっちゅう悩みや
　　苦しみがあったら、けっして程度の高い生活を
　　しているとは言えない。

　　人生というものは忍苦の、あるいは忍耐のとい
　　うような難しいことを主張するよりは、現在の
　　生きている命にできるだけ多く喜びを味わわせ
　　る・・・そこに真の生きがいがある。その喜び
　　が他の人の幸福を妨げるものでなく人を喜ばせ
　　、自分もまた喜ぶということが一番尊いことで
　　ある。

７月　　感謝の月

　　非常に偉くなる人というのは、同じ話を聴いて
　　も、その聴き方、受け取り方が極めて真剣であ
　　る。

　　忘れてならないのは、「喜びを感じるから感謝
　　するのではなく、まず感謝をすると同時に喜び
　　が生まれてくる」・・・この理屈を越えた真理
　　である。これさえ分かっていれば、たとえ身に
　　病があろうが運命に非なるものがあろうと、そ
　　の心で一切を感謝と歓喜に振りかえ、苦をなお
　　楽しむの境涯に生きることができる。その時、
　　幸福の楽園がおのずから現出してくる。

８月　　欲の月
　　あなた方、何か人生に苦労を感ずるものを持っ
　　ているとしたら、それをただ苦しい、情けない
　　と思うよりも、子細にそれを検討しなさい。

　　欲はすべての進化と向上の源泉である。欲を抑
　　さえつける必要など少しもない。求めれば求め
　　るほど愉快になり、楽しくなるのが本当の欲で
　　ある。しかも、人の喜びが自分の楽しみとなる
　　ものが最も尊い。この尊い欲の炎をもっと燃や
　　すことである。

９月　　快活の月
　　「ありがとう」と言うときは、もう、ありがた
　　い、断然ないことをしてくれた、という心の感
　　謝をささげるつもりで言うようにしてごらん。

　　人生を有意義で実りあるものとするには、誰に
　　でも「明るく、朗らかに、生き生きと、勇まし
　　い」態度で接することである。たとえ、嫌いな
　　相手でも快活に応待すれば自他ともに、積極的
　　で成功にみちた人生が必ず切り開かれる。

１０月　　正義の月
　　人を喜ばせて、自分がまたその人とともに喜ぶ
　　ということが、いちばん尊い。

　　「正義」とは別に難しいことではない。要する
　　に人間誰しもがもっている”本心、良心”にも
　　とらない行い、それが正義の実行となる。
　　正義を行うとき、自らの言行に後悔や卑屈とい
　　うことは一切なく、仕事に対しても情熱と信念
　　に燃え、すべてが成功へと向かうようになる。

１１月　　貫徹の月
　　どんな時にも、「困った」「悲しい」「腹が立
　　つ」「助けてくれ」なんていう言葉を口にしな
　　いこと。

　　本当に理想を貫徹するには、まず現在只今をよ
　　り良きものに変えていくことが大切である。現
　　実を正しく把握しながら「今はできないことで
　　も、頭の中ではできあがった格好にしてしまう
　　こと」が、理想貫徹の第一歩である。

１２月　　飛躍の月
　　何でもないときは「矢でも鉄砲でも持ってこい
　　」でも、何かあるとペシャペシャじゃ、何にも
　　ならないよ。

　　成功とは絶えまない創造への活動がもたらす自
　　然結果である。人生は絶えず発展、向上しなく
　　てはならない。更なる成功のために新たなる理
　　想を掲げ、さあ飛躍しよう。

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中村天風という人物像について、ここで詳細に記載
することは割愛します。

端的にいうと、由緒ある家柄に生まれたが、手の付
けられない不良のような少年時代を経て、その後、
蒙古でスパイとして、恐らく殺戮も重ね、体を病み
世界中を回り、インドの山奥で修業し、日本に戻っ
て実業家として働くものの、ある日突然、全てを投
げうって、講演家としての道へ。

ざっくり云うとそんなところでしょうか。

松下幸之助以前の時代も含め、あらゆる業界の著名
人が精神的に薫陶を受け、「哲人」と形容された人
物でもあるようです。

自分には、到底到達しえないあまりに次元の違う人
物ですが、稲盛和夫とともに私は密かに中村天風を
「私淑する人」のひとりにしており、彼の著書をほ
ぼ毎日のように、ほんの数頁、速読的ではあります
が身に染み込ませています。

ここでもちょっと変な爺さんです　（笑）

福島さんは「中村天風」という人物を御存知
だったでしょうか。

このような人物は、今の時代、特に若い人には
「時代遅れ」と思われるでしょうか。
今でも充分、通用すると思われるでしょうか。

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

福島さんの幸運な日々を祈念します。

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ＳＩＬマネジメントサポート　代表  福島清隆
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