【アモリ通信147:謝罪の流儀 2017】  20180214

福島清隆 さん

こんにちは。

キャッシュフローコーチ &
   リスクマネージャーの福島清隆です。
本日のテーマは「 謝罪の流儀 2017 」です。
 
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  謝罪の流儀 2017
    日産、神鋼は何を間違えたのか

  日経ビジネス 2017.12.18  No.1921
                        (P28~~P45)
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「謝罪の流儀」というテーマは昨年だけのもの
と思っていましたが、今年も「2017」として
最新のものが編集されました。
2016年度版は
https://1lejend.com/c/CnyU/DGEg/sY0RI/
で確認できます。

今年から、自身のキャッチコピーで
「リスクマネージャー」も名乗る以上、こういう
テーマはこれまで以上に重要視せざるを得ません。
今回も記事をPDFにして私のHPに登録しておく
ことにしました。
(赤のボールペンで何か所も線や目印が入って
ますのでご了承願います)
但し、閲覧するにはIDとパスワードが必要です。
諸般のリスクを考えて、安易に閲覧できないように
しました。
謝罪の流儀 2017
https://1lejend.com/c/Cnyh/DGEg/sY0RI/
ID   syazai      パスワード XXXXXXXX
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返信していただければリターンでお伝えします。
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2017年
1月20日    早稲田大学
文部科学省の違法な再就職あっせん受け入れに関し
て謝罪する鎌田薫総長
2月16日    アスクル
埼玉県の物流倉庫で火災が発生。岩田彰一郎社長が
地元住民などに謝罪
3月27日    てるみくらぶ
東京地裁に自己破産を申請。山田千賀子社長は11月
融資詐欺容疑で逮捕された
4月25日    商工組合中央金庫
国の制度融資で35支店816件の不正発覚。
安達健祐社長は役員報酬を一部自主返納
6月12日    富士フィルムホールディングス
富士ゼロックスの海外販売子会社で不適切な会計処
理。助野健児社長らが謝罪
6月26日    タカタ
欠陥エアバッグの大規模リコール問題で経営が悪化
し、民事再生法の適用を申請
10月2日    日産自動車
国内6工場で無資格者による完成車検査が発覚。リコ
ールは約120万台まで膨らんだ
10月13日    神戸製鋼所
アルミ、銅などの事業で品質データ改ざん。
不正な製品の納入先は525社に上る
10月27日    スバル
「無資格者が完成検査に携わる体制を30年以上やっ
てきた」と吉永泰之社長が陳謝
11月24日    三菱マテリアル
3子会社で品質データを改ざん。その一社、三菱
電線工業の村田博昭社長は引責辞任
11月26日    日本相撲協会
貴ノ岩関に暴行した横綱日馬富士関が引退。
危機管理委員会は年内に最終報告へ
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  (今回の特集の大きな構成)
1.連鎖する不正発覚
  「安全だから」は通用せず
  日産、神鋼、失策の共通項

2.タカタは対岸の火事ではない
  謝罪のテーマは多岐に
  「新常識」により添えるか
3.経営者が胸に刻むべき5ヵ条
  トップが危機に向き合う
  窮地を救った舞台裏とは
4.フェイクニュース、自動運転、AI
    謝罪は未知の領域へ
  制御不能でも「責任」
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〇 日産・西川社長の謝罪というより「釈明」
  会見に関して
 「日産ほどの大企業が、日本の謝罪会見に
  おける儀礼を知らないはずがない。
  真意は分からないが、「これは謝罪では
  ない」と印象付けようとしたとしか思えな
  い(危機管理の専門家)
 「組織的な運営で要になるのは課長ではなく
  現場担当の係長だ。我々から生産部門トッ
  プ、工場長、部長、課長から係長へと、
  指揮命令系統が伝わる。
  その過程で課長から係長の間のコミュニケ
  ーションギャップが非常に大きく、1つ
  落とし穴があったのではないか」
  こういう弁明を社長がやっているようでは
  日産の経営陣の体質は褒めれれるものでは
  ないと断じれるでしょう (私見です)

〇 2.謝罪のテーマは多岐に
  ① LGBTへの理解不足が露呈
  ② 過労死、マタハラに厳しい視線
  ③ グローバル対応も不可欠に

〇 3.トップが危機に向き合う
  不祥事に直面した時こそトップの「質」
  が問われる
 ●企業経営者が取るべき危機対応の5ヵ条
 1.トップが自ら迅速に動く
 2.情報開示はすべての基本
 3.利害関係者に寄り添う
 4.謝罪の流儀を真摯に学ぶ
 5.過去の教訓を肝に銘じる

〇 4.謝罪は未知の領域へ
・水俣病
  企業の社会的責任が確立
 水俣病の原因企業、チッソの徹底的な責任
 追及が行われた。企業の社会的責任が問わ
 れる公害問題のはしり。

・山一証券経営破綻
 第三者委員会設置の原点
 弁護士ら外部の専門家が不正内容を調査。
 この手法が第三者委員会として2000年代
 後半から一般化する

・雪印集団食中毒事件
 劇場型報道への対応が必須に
 戦後最大の食中毒事件
 初期対応の遅れも批判を浴びた

・DeNAのキュレーションサイトに不適切記事
 フェイクニュースが当たり前の時代に
 真実性に乏しい記事を作成して配信する
 ことが収益を生む時代になった。
 「ポスト真実」が現代の企業リスクに。

・米マイクロソフトノAIが問題発言
 AIの行動にも企業が責任
 米マイクロソフト(MS)がツイッター上で
  公開したAIが不適切な発言を繰り返した。
 MSは謝罪しAIの公開を停止
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かなり野暮な言い訳をさせていただきます。
今回は18ページに渡る記事の中で重要なもの
があまりに多く、上手くサマリーできません
でした。
変に数多く羅列して長くまとめるより、
「本記事」をじっくり読むことが好ましいと思い
ました。
ご関心の高い方は、是非、遠慮なしにパスワード
を問い合わせてください。
 
今回もありましたが、不祥事が起こっても、
自分には直接的な責任はない、とでも言いたげな
大企業のトップがいます。
そういう人物、企業は確実にバッシングされてい
ます。(日産・神鋼)
逆に、即座に情報公開し、トップ自らが謝罪して
いる人物・企業は危機を最小限に抑えることに
成功しているように思われます。
    (アスクル、DAZN、花王)
 
福島さんはご自身は後者のタイプであると
自信をもって言い切れるでしょうか。

かくいう私は・・・残念ながら自信はありません。
何とか隠密に捌けないかなどとノミの心臓ですね

リスクマネジメントは日頃からの意識付けが重要
です。
大企業だけの問題ではなく、中堅企業、中小企業、
零細企業、個人事業主もリスクマネジメントを
真剣に考える時代だと私は確信してます。

「稼ぐ話ではないから、後回し」
もしそう考えるなら、それでは成長し続ける企業
にはなり得ないと私は確信します。
 

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。
 

最後まで読んでいただきありがとうございます。
 

福島さんの幸運な日々を祈念します。
 
 
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SILマネジメントサポート 代表  福島清隆
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