【アモリ通信555】 埋蔵金発掘は社長の仕事

◎◎さん(^^♪

こんにちは。

『数字と人を育てる経営を、あなたの会社に。
「数字と心」が経営の両輪です。 
    ペンタゴン・メソッド』

本日のテーマは
『埋蔵金発掘は社長の仕事』です。


(私見 1)
私が「私淑する人」とまではいいませんが、
【井上和弘の経営革新全集 X
 社長の財務戦略】を度々、読み返していま
す。
 私は財務も(経理も)素人ですが、いつも
「この人は凄いな。本物だろうな」と感じて
ます。
 普通の??税理士さんはこの方をどう思っ
ておられるのか、聞いてみたいものです。

 埋蔵金発掘は社長の仕事 (P96~~P103)

~社長自らが財務のプロになり、会社の舵取りを
する~

 財務の仕事は経理に譲らない。

 経理業務と財務業務は、どちらも企業の中で
お金にまつわる仕事に見えます。
 しかし、実は全く異なる仕事で、それぞれに
異なる能力が要求されます。
 経理は、会社の業績を示す損益計算書(P/L)
と貸借対照表(B/S)を正確に早く作成する仕事
であり、事務的で内向きな仕事と言えます。
決められたルールのもとで、コツコツ地味に
続けられる能力が必要です。今どき、経理作成
技術は、コンピュータがやってくれます。
 一方、財務は会社全体の資産の増減に目を配
り、資産内容の充実を図る仕事です。事業活動
で得た利益を、自社の更なる成長と繁栄のため
に、どの部門にどう配分するかを考え、会社全
体の資産の充実を図ります。
 また、ときには運転資金、投資資金の調達を
各種金融機関と交渉し、有利な条件で借りてく
ることも大事な仕事になります。そこで企業を
取りまく経営環境にたえず目を配り、外向きの
、柔軟で営業的な能力がなければなりません。
 したがって、財務の仕事は経理とは似て非な
るものですから、「お金を扱うから経理だ」と
財務の仕事まで経理部門に安易に任せてはいけ
ないのです。
一般の中小企業では、経理と財務を組織的に
分けて、それぞれに適任の実力者をおく余裕が
ないのが現状でしょう。その場合、社長が、経
営環境をしっかりとらえ、会社全体の事業見通
しとおカネの流れをシッカリつかんで運用でき
る「財務のプロ」にならなければいけません。
 なぜ、わが社は短期借入金を銀行にお願いし
ないといけないのか? 借りなくても済ませら
れないのか? 何かおかしい、と深く考えてみ
るべきです。
 資金の使い道を示す貸借対照表がわからない
と、「埋蔵金」が発掘できません。
 社長の仕事は財務です。けっして嫌がらず、
自社の貸借対照表を研究して欲しいのです。

借り手側に不利な無理難題を押し付けられない
ようにする

 「埋蔵金発掘」を経理担当者に命じても、ほ
とんど見つけることができません。
 もし見つけたとしても、実際に使えるおカネ
として掘り出すことができないのです。
 その理由の一つは、売れると思って仕入れた
原材料、商品がいつまでも売れ残るからです。
 二つ目の理由は、掛け売りの商品の代金を早
く回収できないからです。
 売上が上がれば上がるほど、在庫の棚卸資産
が増大し、売掛金勘定が増えて、財務担当者は
銀行に運転資金の借り増しをお願いに行くこと
になります。
 しかし、銀行に借入の交渉に行くとしても、
社内でまず。次のことを厳しくして、「埋蔵金
」を発掘してからにしてほしいのです。
 
 ・在庫管理の徹底
 ・回収管理の徹底

 しかし経理担当者からの要望では、営業も製
造もなかなか言うことを聞きません。社長が、
営業、生産、経理の3部門にそれぞれ指示して、
はじめて改善されるのです。 
 銀行との融資交渉では、次の2点について明
確に論理的に話をしなければなりません。

 ・なぜ融資をお願いしたいか
 ・返済の計画はどうか、しっかりと計画を立
  てているのか

さらには

 ・個人保証人の有無
 ・担保の提供の有無
 ・信用保証協会等の保証料の有無
 ・中途解約金の有無
 ・繰り上げ返済の可否

そして一番大切な、

 ・金利率を決める

 などについて、借り手側に不利な無理難題を
押し付けられないように交渉をおこなわなけれ
ばなりません。
 これらは、トップである社長の仕事です。
社長は礼儀正しくロジックで銀行員を納得させ
るハードネゴシエーター(強い交渉人)になっ
てほしいのです。
 ロジックと言いましたが、 P/L用語でなく、
B/S用語で、数値的に発言できることが大事で
す。「この人物はB/Sに明るい人だな」と銀行
の担当者の安心を得ることが大切です。
 B/Sがわからなかったら、分かるようになる
まで努力してください。

実は税理士の価値判断はP/L。損益計算書思考

  (以下、概略)

税理士への質問
  「黒字決算というのは、何の利益が上がれ
   ば黒字なのでしょうか?」
税理士
  「申告、利益が黒ということです」
さらに質問
  「ということは、税引前利益を黒字にする
   ということですか?」
税理士
  「そうです」
    (ごく当たり前のような顔をされる)

昨今、中小企業が一番困っていることは、
 ・時代の流れが速い
 ・顧客の好みが変わり、在庫商品がすぐ陳腐
  化する
 ・得意先の倒産に引っかかった
 ・工場の稼働率が低下し、使用しない機械や
  金型が増えた
 ・地価が下がった
 ・有価証券の簿価が下がった
いうなれば、多くの固定資産、流動資産の中で
腐りだして毒を発したり、錆つく資産が急増し
ていることなのです。

 これらを処分し、現金に換える戦略的なアド
 バイスはしないのか?
 もちろん実施するとなると、多少の利益は
 ふっ飛んで、税引前利益は黒どころか赤にな
 るケースもある。
 しかし、やらずに放っておいたら企業の体質
 はどんどん悪くなっていく。

税理士へ質問
  「それでも黒字決算を推進されるのですか
   ?」とうかがうと、
税理士
  「・・・・・」と、税理士は、不機嫌そう
  に黙ったままです。

◎ 多くの税理士は、多くの経営者と同じよう
  に、P/L思考中心で、B/S思考が足りない。
◎ 見せかけの税引き前利益よりも、キャッシ
  ュフロー(使える金)を生み出すことが、
  経営では大切だ。
  キャッシュフローはP/Lからだけでは導き
  出せない。
◎ いくらP/L上の税引き前利益が多くても、
  税引後利益が出ても、法人税に40%近くを
  持って行かれれば、自己資本額が加えず、
  借入金はいくらも減らずむしろ増大して
  いることを、多くの税理士は何ら問題に
  されていない。
◎ 企業の借入金を減らすことに目がいって
  いない。 

税理士が、税務署への申告書類を作成される
とき、
 ・3~4年間にわたり不良売掛金の残高が減っ
  ていない
 ・月商に比べて原材料、仕掛品、包装品の
  在庫が多過ぎる
 ・バブル期に購入した有価証券が明らかに
  減損している

事務作業中に、これらの改善課題が見えるはず
です。

なぜ、「これは経営的に見てよくありません」
とアドバイスしないのでしょうか?
そんなことをすれば、税引前利益が赤字になる
からでしょうか。
しかし、上場会社の公認会計士は、けっして
許してくれませんが。


(私見 2)

 私は通常は企業内のセクション単位で、人を
育てること、収益を改善することに注力してい
ます。会社全体を見る社長の立場の方と財務関
係の話をすることはあまりありません。
 通常はP/Lを意識した経営改革です。
しかし。本気になって会社全体を考えるとした
らまさにB/S思考が重要であることは間違いあり
ません。ただ、いきなりB/Sから入るのは、多く
の「勤め人?」には無理があるように感じてい
ます。 
 

◎◎さんは、企業規模を問わず、社長職
にある人は当然として(その当然が当然でない
現状が多いのですが)、多くの企業幹部、管理職
も、B/Sに明るくなるべきと思われますか。それ
に越したことはないと思うもののでしょうか?

 

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

◎◎さんの幸運な日々を祈念します。

 


 

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