【アモリ通信539】 泣いて馬謖を斬る

◎◎さん(^^♪

こんにちは。

"人を育てる” 経営顧問の福島清隆です。
時代はAIとオンラインビデオで劇的に変わります

本日のテーマは
『泣いて馬謖を斬る』です。


(私見 1)

『泣いて馬謖を斬る』という格言は三国志に詳
しくない人でも知っているのではないかと思い
ます。

 生成AIに嵌る日々ではありますが、最後は
「判断力と実行力」です。馬謖ような
「チャキチャキの理論家」であってはいけない
という教訓になろうかと思います。

そもそも自分が理論家などとは全く思っていま
せんが・・・・もしかして、一部の方にはそう
いうイメージが伝わっているのではないかとい
う危機感がありまして・・・💦💦💦


 入門 孫子  守屋 洋
 
 ”戦い”に必ず勝つための法則と戦略・戦術

 Ⅷ 部下を必死にさせよ  九変篇

 1.肝心なのは応変の運用  P143~~P145

これによって、諸葛孔明は目を掛けていた馬謖
を厳罰に処し、自ら降格もしたとのことです。


(今回は「音声入力+手修正」です)

1.肝心なのは、応変の運用。

理論と経験の問題である。
理論は海図のようなもので、人生の航海に欠く
ことができない。
海図のない航海は、失敗ばかり余儀なくされる。
では、海図さえあれば安全かというと、そうは
いかない。それに、プラス経験の裏付けがあっ
て、はじめて安全な航海が保証されるのである。

理論と経験は車の両輪のようなものだが、実際
問題として両方、身につけている人は少ない。
理論家は経験に乏しく、経験に頼る人は理論を
軽視しがちであるが、いずれもほめられたこと
ではない。

諸葛孔明が第1回目の遠征に乗り出したとき、
馬謖という若手の参謀将校を先鋒軍の司令官に
起用した。

「三国志演義」によれば、このとき馬謖は街亭
で魏の大軍とぶつかるや、小高い丘の上に布陣
して迎え撃とうとした。
それを見て、王平というベテランの副将が、道
筋に布陣することを主張し、こう語った。

「この道に布陣すれば、敵がいかに大軍でもく
い止めることができます。このような要衝の地
を捨てて丘の上に布陣するとおっしゃるが、敵
に包囲されたら、どうなさるおつもりか」

しかし、馬謖は、
「兵法にも「高キニヨリテ下ヲ見ミレバ勢イ竹
ヲサクガゴトシ」とあるではないか。丘の上に
布陣して何がわるい」

「この丘は逃げ場のない「絶地」でござる。も
し包囲されて水を絶たれたら、それこそお手上
げですぞ。」

「何を言うか。「孫子」の兵法にも「コレヲ死
地ニ陥レテ然ル後ニ生ク」とあるではないか。
水を絶たれたら、わが兵士は死にものぐるいで
戦うであろう。少しも案ずることはない。」

馬謖は王平の反対を無視して丘の上に布陣した。
その結果、水を絶たれて、みすみす大敗を喫し
てしまったのである。

馬謖は、兵法にうとかったのであろうか。そう
ではない。かれはむしろ並の将軍よりもはるか
に兵法理論に通じていた。

正史の「三国志」は馬謖の人物について、
「才器、人ニ過ギ、好ンデ軍計ヲ論ズ」
と評している。チャキチャキの理論家だったの
である。

布陣と地形の問題にしても、「孫子」の兵法は、
「軍を布陣させるには、低地を避けて高地を選
ばなければならない」「高地に布陣した敵は、
攻撃してはならない」と明記している。

馬謖は、兵法理論にきわめて忠実な布陣をし、
そして敗れたのである。

理論がまちがっていたわけではない。経験不足
の馬謖は、理論を教条的につめ込んでいるだけ
で、それを臨機応変に使いこなせなかったのだ。
理論家の悲劇と言ってよい。

馬謖の失敗は現在でも起こりうる。それを避け
るためには、理論を習得すると同時に、実践体
験を積むことを怠ってはならない。


『理論がまちがっていたわけではない。経験不
足の馬謖は、理論を教条的につめ込んでいるだ
けで、それを臨機応変に使いこなせなかったの
だ。理論家の悲劇と言ってよい。・・・・・
理論を習得すると同時に、実践体験を積むこと
を怠ってはならない。』

今回言いたかったのはこの部分です。

著名な方の理論を説いて、それで食べていけて
る人がいます。それはそれで一定の評価をする
としても、「受け売り」や「ただの理論家」
ではどうでしょうか?。 私は常に疑問を感じ
てしまいます。

 ま、しかし、それで「処刑」されるのでは
大変な時代です。

◎◎さんは、目をかけていた部下が
大失敗をした時、「泣いて馬謖を斬る」が
できるでしょうか?

 時代が違いますね。
 質問が良くなかったですかね💦💦💦

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

◎◎さんの幸運な日々を祈念します。


 

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