貴方の食卓、本当に大丈夫ですか? 安倍司
https://www.sil-ms.jp/168184.html
今日加工食品10%増でガンリスク12%up近年超加工食品という言葉を耳にする機会が多くなりましたこれは2009年にブラジルサンパウロ大学の研究者らによって提唱されたLenovo VA分類の区分けの一つのことの更に上をいく加工がされた食品ということです該当するのは大量生産のファストフードインスタント食品菓子パンコンビニやスーパーのお弁当やお惣菜スナック菓子清涼飲料水などなど比較的安価で簡単に手に入りすぐに食べられるように加工された食品長島実は日本には世界的に見てもこうした超加工食品が非常に多い考えてみれば当然で日本はコンビニ大国なので人口に対するコンビニ密度では韓国や台湾には負けますがその売上高は韓国の6倍台湾の十倍もありますそのコンビニで売られているのはお弁当や冷凍食品菓子パンスナック菓子と大半が超加工食品ですから日本で小加工食品皮オークなるのは当り前ですねヨーロッパにはコンビニはありませんヨーロッパの人と話すと日本人はなぜ自分で作れるものに何倍ものお金を払うのかしらやっぱりお金があるしぼうシーンだよねと言われますお茶やおにぎりは自分で作れますよねそれをわざわざ買うということに不自然さを感じるのです近年超加工食品という言葉が注目を集めるようになったのは2018年にパリ第13大学が発表した論文がきっかけでした約十万人の成人を対象にインターネットで八年間え信家分類を用いて食事の追跡調査をしたものですその結果超加工食品の摂取が10%増加すると癌になるリスクが12%上昇し45歳以上で超加工食品をオーク食べている人の死亡率は14%も上昇したというのこうした研究に協力する人というのは食事は健康に自覚的な中流のインテリ層が多いのです普段からジャンクな食生活をしている人ばかりが対象ではありません普段食事や健康を気にかけている人ほどショッキングな内容で今日本では就学前の幼児肥満の増加が問題になっており高校生のなんと4割超が生活習慣病予備軍だと言われています成人のみならず子供たちですら食生活が乱れ健康が危機に瀕しているその大元こそが超加工食品である私はそう考えています食品に含まれている見えない添加物たとえばスーパーではギザギザのカップに入ったおかずが6種類くらいパックになって売られていますそれをお母さんが子供のお弁当用にとかっていきますしかしこれらの惣菜はスーパーで作っているわけではありません皆おーきな袋から小分けしているだけでほとんどが中国産ですモーテンは自分でもう作れる食べ物に食品添加物が多用されているとわ夢にも思わないこと家庭の台所には安定剤や防腐剤はありませんし料理に食品添加物を入れるという発想もありませんところがスーパーやコンビニで買うお惣菜は一品目につき20種類以上の添加物が使われているのが普通なので全ページに掲載した洋風ハンバーグプレートは冷凍レトルト食品やスーパーのお惣菜をお皿に盛りつけたもの休日のブランチといった風情ですがそれぞれの食品に含まれている添加物を合計すると延べ80種類以上になりますというのも食品添加物には表示されない見えない添加物が存在するからですまず原材料の段階で使用された添加物は表示が省略できますキャリーオーバーまた表示されている添加物でも同じ目的のために使われるものは一括して表示してよいことになっていますですから実際に使われている添加物の数はそれより王幅に上回るのです例えば食品の変質変色を防ぐ低波長製剤これはクエン酸ナトリウム酢酸ナトリウムフマル酸ナトリウムポリリン酸ナトリウムなどの集合体のことです通常4から5種類使われますそれくらいでないとpHの調整効果が出ないのです調味料アミノ酸とならグルタミン酸ナトリウムや五リボヌクレオチド二ナトリウム紅白さんにそうだなど乳化剤ならグリセリン脂肪酸エステルカゼインナトリウムレシピなどそのさ酸味料加工でんぷん香料などオークが一括目表示です化学記号のカタカナがずらりと並んでいるのを見たらぎょっともするでしょうが一括で表示であればなんとなく馴染みのある言葉で安心感が出て数も少なく見せられます添加物を大量に使うメーカーにとっては大変都合のいい法律ですちなみにこのハンバーグの原料となっているのは主に鶏肉ですが食べると牛肉の味がしますビーフXで風味をつけているからですさらに化学調味料と併用してたん白加水分解物で旨味をだしていますこれはタンパク質を塩酸で分解して得られるコクのあるアミノ酸の調味料ですが天然系調味料に吊られるため低株とは表示されませんしかし私は限りなく添加物に近い存在だと思っています日本人の食品添加物の摂取量は一人につき一日あたり平均10g以上といわれています厚生労働省が出している一日の塩分摂取量目標値が成人男性で7.5g女性で6.5gですから私たちは毎日塩よりもたくさんの食品添加物をとっていることになるわけです
どう作られたか食品か誰もわからない超加工食品の第一の罠はその食品がどのように作られているかが消費者には見えないことでハンバーグと言われれば主婦の方は合いびき肉に炒め玉ねぎを加えパン粉と牛乳タマゴお繋ぎにして塩こしょうを加えてこねたものだと思うでしょうでも添加物を駆使すれば水っぽく味もしないこれから手刷り落としたドロドロのクズ肉であったとしても歯ざわりや風味を出すことが可能なのでなんといっても鶏肉を牛肉風に変えることすらできるのですか使いきりサイズで洗わずに食べられるのが人気のカット野菜は何度も何度も殺菌剤のプールをくぐらせビタミンCも破壊された野菜ですがそれも消費者にはわかりません自分で切ったレタスの切り口はすぐに茶色くなるのに買って野菜が長持ちするのは裏にそんなからくりがあるからですソフト激らーめんのとんこつスープだって本物の豚骨でスープを取ってから粉末にしてるんだろうと思いますよねでも実際には白い粉だけで作られます私は公園でよく白い粉を十数種類混ぜて豚骨スープを作ることを実践しますが優子だけで作られる実は皆さん思いもよりませんメーカーがいう味の探求とはこの白い粉の調合の微妙な調整に過ぎないのもう一つ私の講演で人気を博しているのが無果汁の炭酸ジュースを作る実演でしかしレモンジュースで使う黄色四号は石油からできたタール系色素だオレンジジュースに使うこっちに居る色素はエンジン虫をすりつぶしたものです税者は子ども注意欠陥多動性障害後者はアレルギー症状との関連が言われていますほとんどの人は普段自分が体の中に入れている食品がどのように作られているかを知りません手軽さの裏にはこうした落とし穴が潜んでいるのです
人を狂わせる添加物の威力さて子供達に人気の炭酸ジュースを作る実践ではブドウ糖果糖液糖混ぜただけの状態でお母さんがたに炭酸水を飲んでもらいすると一口飲んで顔をしかめ甘くて飲めませんとおっしゃいますところがそこにクエン酸が出ればその甘ったるさがすっきりした味奄美へと変わっていつも飲んでいるサイダーの味おいしいなります超加工食品の台の罠がまさにこれ添加物や駅種類は私たちの舌の感覚を狂わせてしまうのです炭酸ジュースに含まれる糖分は500mlのペットボトルでおよそ50gジュース一本でコップ半分ほどの砂糖を取っていることになるそのままでは甘くて飲めなくても添加物を入れれば語句のメモカップラーメンに入っているしおや魚も同様海水は塩分濃度約3%ですが塩辛くてとても飲めませんよね我々人間は2.5%の塩水でもう飲めなくなり塩や砂糖油に対して人は元々防衛本能を持っているのですところがここに添加物エキス類を入れると3%の塩分が2%どうかすると半分の1.5%ぐらいにしか感じませんこれを実際の塩分絶対遠藤に対しgekkanエンドといいます添加物によって遠隔が取れマイルドに感じるので子供たちが海水よりも濃いカップラーメンのスープを飲み干せるのは添加物のなせる技でカップラーメンやジュースの栄養表示を見てくださいどれだけたくさんの塩と支出と糖分ウィンドウの場合は炭水化物の表示が含まれている食べた時の舌の感覚ではそこまでとは感じられないのは怖いところで添加物は味覚の感覚を引き下げ塩油糖質の過剰を摂取をもたらしているのです
実は不健康な現象昔ながらの和食は味が濃い塩辛いと言われますがどう頑張っても超加工食品以上の塩分になることはまずありません伝統的な梅干しや塩鮭がしょっぱいのは当たり前で添加物が入ってないために塩気が下にあたるからですしかしそのおかげで量をたくさん摂ることはできません人間の体とはよくできたものですジャムや羊羹に含まれる砂糖が問題視されることもありますがジャムをひと瓶羊羹を一本丸ごと食べたりはしないでしょうでも炭酸飲料ならごくごく一本のみ干せますこちらの方がよほど糖分の摂取になり今は猫も杓子も減塩ブームですが梅干しや漬物塩鮭醤油味噌など伝統的な保存食発酵食調味料を幻影にするものではありません量を余計にとってしまうから伝統的な梅干しならいっそ食べるのがやっとでも減塩の甘い戻しならニコモ3個も食べられます普通の醤油ならほんの少しですむけれど減塩醤油でわ味が決まらず結局2倍かけたりします塩は味付けのためだけでなく保存防カビ色落ち防止そして食感を保つという役目も持っています減塩で塩を減らせばこの役割をあの何かで補わなければいけませんすなわち食品添加物です伝統的な梅干しは20%前後の塩分で作られますが今は3% 5%の梅干しが元をうたって販売されてこうした商品のパッケージを裏返してみてくださいアルコール調味料pH調整剤ステビアさっかりん酸化防腐剤ソルビン酸着色料酸味料りん再現増粘多糖類天草驚くほどの添加物が使われていることがわかるでしょう一般に食品の加工度が上がれば上がるほど使われる添加物も多くなり健康に良さそうと思って買っているのにその実大量の成果物をせっせととっている減塩商品の裏にそんな仕組みがあるのです
切れる子供はこうして生まれる今問題になっている子どもたちの肥満はほとんどが単純性肥満原発性暇と言われていますこれは単に摂取エネルギーが消費エネルギーを上回っているために起こるもので食事のバランスの悪さが原因です要は糖質脂質塩分の過剰摂取は問題なのですつまりこの子たちが何を食べてきたかというと超加工食品を食べてきたので若い子はジャンクフードが大好きです昼食には学校の購買で買ったタッチパン屋ハンバーガーお弁当を用意する過程でもおかずは冷凍食品が当たり前で放課後は学校帰りにファストフード店によってハンバーガーとshapedおやつがわりにし家に帰ればスナック菓子どうかすると1.5Lのペットボトルを学校に持ち込んで一日かけてジュースを飲んだりしている彼らはコップ一杯半の砂糖を取って家に帰るのでそれはキレる子供が生まれるわけ科学的に証明されているわけではありませんが教育の現場では超加工食品をやめて食事を変えれば子供に落ち着きが出るというのは定説です幼稚園生ならまず絵が変わってきますもちろん発達障害などその他の要因もありますが家で貧しい食生活を怒っている子は落ち着きがないことが多いそういう子は頭が丸の針金人間の絵を描く傾向が見られ顔がないので落ち着いたこの絵は目まで手書き込まれて使い古された表現ではありますがやはりあなたはあなたが食べたものからできているということを食べ物こそが自分を形成する第一の要素なのです
(中略)
給食を変えたら子供が変わった有名な話があります長野県の中学校で校長先生を務めのちに花田町現上田市の教育長になられた大塚貢先生のエピソードです90年代大塚先生が校長として赴任した中学校では校内暴力や非行が吹き荒れ生徒たちは学習に対しても無気力でしたそれをどうにかするため大塚先生が特に注力したのが授業改革と並ぶ給食改革でした先生は問題行動の多い生徒のかなりの数がコンビニ弁当やファストフード即席麺蚊種類などを常食していることに注目一日一食でもバランスの良い食事が必要だと考える給食を変えようと試みたのです当時の給食はこめしが週1回のみで主食は揚げパンやソフト麺ハンバーガーおかずは肉が大半だったそうでそれを週5日のこめしと無農薬低農薬の地元産野菜産地が明確な国産の肉魚を用いた和食に切り替えたのですすると一でタバコの吸い殻が消え二年で非行犯罪が消え当時50人ほどいた不登校の生徒は2人まで激減したといいます学力テストでも全国平均より高い成績を上げるようになりました食事の重要性を考えるのにこれほど印象深いエピソードがあるでしょうか非常に身につまされる話です給食は一食あたり大体250円から300円程度ですこれを有機野菜に変えようと思ったら例えば50円高くなりますけれどもたった50円で子供達に良質な食事が届けられるなら学校ぐるみで取り組む価値のある試みだと思いませんか私も以前ある幼稚園で取り組みましたところが一食50円あげたいというとお母さん方が首を縦に振らないので子どものために一周館に一本セットボールの御茶屋飲料を我慢しましょうと話したらお母さん方も賛同してくれ実現させることができました先程の大塚先生も給食改革には大変な苦労されたようです保護者や子どもたちから魚なんて食べたくないとクレームもともと揚げパンやソフト面の給食を食べて育ってきた先生方からも反対の声が上がり極めつけは表示する人から声を洗ってたのは手間がかかる米粒がこびりついた食器屋箸を洗うのも手間がかかると嫌がられた
食のありがたみを子どもたちに伝えよう私が思う超加工食品の第三の落とし穴が食とは簡単に手にいるものだと子供達に思わせてしまうことでそう加工品に限らずきちんとした食品を準備しようと思ったら手間がかかるものなので一時間かけて作っても食べる時間は十分この非効率さが食育です超加工食品に慣れていたらその手間を面倒だとしか思わないでしょう音ですらそうなのですから子供たちは食のありがたさを感じずに育ってしまいま食べたいときに食べたいものが簡単に手に入ったらそこに感謝の気持ちが生まれるはずはありません食とは本来ほかの命をいただくという行為ですいただきますという言葉は植物や動物の命をいただきますという意味です食べ物のありがたみがわからない子供は命のありがたみもわかりません添加物の毒性より何より私はこれこそが最も怖い弊害だと思いますですから料理を作る過程を見せることが大切なので口で何を言うよりもお母さんが一時間かけて食事の料理をしている姿の方が大事なことを云う弁に伝えられるのではないでしょうか難しい料理凝った料理である必要はありませんご飯とお味噌汁があるような家庭料理でもちろん忙しくて今日加工食品に頼らざるを得ない時もあるでしょう現代日本で加工食品から完全に離れて生活するのはほぼ不可能ででも自覚的かそうでないかでおーきな違いが生まれます普段はなるべく添加物をとらないように心がけ手作りの触覚を大事にする子供たちはそういう親の姿はちゃんと見ています不思議なことに手作りの食生活を心がけていれば子供たちも次第に変わっていくものだすぐにスナック菓子やジュースから離れられなくても次第に欲しがらなくなってきます十年かけてゆっくり変わっていきますうちの子たちもそうでした添加物で麻痺した舌も取り戻せるので皆さんが本当の意味で豊かな食事を取れることを願って香港の最後で普段市販品に頼りがちな調味料類を自作するレシピを紹介しておきます私は長年いかに美味しく安全な食事をしかも簡単に作れるかを研究してきたのですがそのせいかですもっと具体的な献立が知りたい方は阿部ご飯のレシピ本を見てくださいきっとお役に立つと思います