【アモリ通信457】 名経営者たちの”至言”

◎◎さん(^^♪

こんにちは。

SILアカデミー 1on1 オンライン顧問
ジョガーFの福島清隆です。【専門は物流です】

本日のテーマは「名経営者たちの”至言”」です


NIKKRI TOP LEADER 2024.1

特集 社長の役割 P12~P41

名経営者たちの「至言」 P22~P25


誰もが悩んでもがいて器を大きくした

柳井正 ユニクロ会長

 多くの日本企業は「バックミラー経営」をして
いると思います。自分たちが成功している姿を見
て、その繰り返しばかりをする。そこに改善はあ
っても、イノベーションはない。過去を見ていて
は、新しいことは生まれないのです。それは当た
り前のことです。

高原慶一朗   ユニ・チャーム創業者

「業績が悪いのは景気が悪いからだ」「この商売
は斜陽だから、どんな手を打っても無駄だ」。賢
い人ほど、こんなふうに失敗の原因を周囲に求め
がちです。「自分は決して悪くない」という思考
から抜け出せないのは、「視座」が足りないから
です。

鈴木 修   スズキ相談役

 製造業は現場がすべてです。経営者が作業者と
一緒にどれだけ汗水を流したかで結果が出る。だ
から、工場の経営者は、香水なんてつけてる場合
じゃない。そんなものよりも、油の焼けるにおい
のほうが良い香りと感じるようにならなくちゃ。

本田宗一郎   ホンダ創業者

 どんなに素材が良くても、本人が嫌がることを
やらせたら絶対ものになりませんね。だいたい優
秀だということは、自分の好きなことをやって成
功していくことを言うんだな。僕がカネ勘定をや
っていたら、失敗するに決まっている。

孫正義   ソフトバンクグループ会長兼社長

 嵐の中でも何でも、駆け抜けて駆け抜けて駆け
抜けて、あの崖を飛び越えたいと。向こうの崖に
飛びたいとカーッと駆けて「このっ!」と飛んで
、でも崖に落ちて、何回も何回も「このっ!」っ
て飛んで、崖に落ちて、そのたびにもう一回戻っ
ていって、また走ってパーッと飛んで、崖の向こ
う岸に、飛んでいこう、飛んでいこうって、力い
っぱい走ってガーンとやっているうちに、いつの
間にか翼が生えてくる。その思い入れと願望と、
狂ったほどの努力がないと、翼なんか生えてこな
ってことですよね。

松下幸之助   パナソニック創業者

 会社が着実に発展していくためには、社員の一
人ひとりが自分の責任を自覚し、その責任を果た
そうと自主的に創意工夫を働かせつつ、仕事に取
り組むことが必要でしょう。
 そういう姿が生まれるかどうかは、経営者がど
れだけ強く自分の責任を自覚して経営という仕事
に打ち込んでいるかどうか。経営者にそういう徹
底した責任感があれば、社員一人ひとりにまで浸
透するでしょう。

小倉昌男   ヤマト運輸元社長

 できないことをやろうというのが経営者なので
す。できないじゃ済まないから、旗をふる経営者
が、どうしたらできるかを考えなければなりませ
ん。
 一番大切なことは何かを考え、順番に実行する
ことです。同時にやろうとすると無理が生じます
。最初にサービスのことだけをやかましくいった
理由もそこにあります。5年たち、10年たつと相
反する要素が融合し、安定した利益の確保につな
がったのです。

永守重信   ニデック会長

 創業者は、会社そのものが自分の体ですから、
家に帰っても、会社と離れることはできません
。自分の会社が絶対に安全なんて思ったことは
1回もない。いつでも「潰れるかもしれない」
と思っています。絶対に安心だと思ったら、毎
朝6時50分に会社に来られないし、365日働けま
せんよ。家で座っていると「会社がなくなって
いるんじゃないか」と心配になったりするので
す。経営者の心が緩んだときにはもう終わり。
絶えず危機感をもたなければいけないのです。

岡田卓也  イオン名誉会長相談役

 毎日何十回と言い続けないと、ビジョンは浸
透しない。10人、20人相手にしゃべるとき100
のうち5が社員の頭に残ればいいほうだ。頼む
から5%分かってくれ、という思いでしゃべる。
 経営者は大変だよ。書いたもので浸透させよ
うとか、そんな無精なことでは絶対無理。目と
目を合わせて言うしかない。おれはこれまで
100万回しゃべってきた。誇張じゃない。本当
に100万回だ。

飯田亮   セコム創業者

 祖父は、お客様がたくさんいらっしゃるとこ
ろに、まず店を構えることが不可欠と判断した
のでしょう。10年後には、同じ辻の中でも、
さらに人通りの多い場所に移り、岡田屋を大き
く成長させました。以来、「大黒柱に車をつけ
よ」が家訓として伝えられるようになったので
す。
 この家訓は、直接的には店舗の立地戦略につ
いて指摘したものです。しかし、私はもっと深
い意味があるのではないかと考えました。単に
立地のみならず、あらゆる面で革新し続けなけ
ればいけないということです。絶えざる革新が
当社を成長させてきたのでしょう。 


(追記)

横田英穀   ネッツトヨタ南国 相談役

オーナー経営者は長い時間で「よい価値観」
を育てられる

時間はかかるが確実に人が育つ
横田英穀氏が大切にする人材戦略

■ 組織図を創らない
■ 上意下達をしない
■ 多数決をしない
■ プロに頼らない
■ マニュアルを作らない
■ 失敗をとがめない
■ できない理由を考えない
■ 教えない

山田邦雄    ロート製薬会長

人材の可能性を引き出すのは経営の責務
慢心した瞬間に進歩が止まる

「個人と会社の共成長」を目指している

1990年代~半ば
    社員の個の成長を支援する
    キャリアビジョンシート
2003  社員が重要テーマに自発的に取り組む
    ARK(明日のロートを考える)プロジェ
    クト
2016 社外チャレンジワーク(複業)
    社内ダブルジョブ(兼務)
2020 社内起業家支援プロジェクト
    「明日ニハ」
2022 仕事への向き合い方を自己評価する制度
   「WBP(ウェルビーイング・ポイント)」

佐藤 肇   スター精密前会長

私自身も1000億円企業を目指したかもしれない

佐藤前会長が指摘する経営の要点

もしリーマンショックがなかったら、
私は1000億円企業を目指していたと思う

キャッシュが手元にあれば
必要に応じて「止める」ことが可能

商品や顧客、地域を増やすのは楽しい。
でも経営は、それだけでうまくいくことはない

中小企業経営では、
「売上減少=経営者の能力の否定」
になる風潮がある

重里欣孝

経営者に求められる過去との決別と
引き際の見極め

重里欣孝の考える「社長の役割」3ヵ条

1.自分の限界を知る
2.周囲を巻き込む力
3.過去を断ち切る覚悟


(私見)

最初にご紹介した10人の経営者を知らない
人がいたら・・・・・少なくとも60歳以上で
ビジネスの世界に関わっていた過去がある方
で、その10人を知らないという人がいたら、
私の感覚では「もぐり」です(苦笑)
かなり不謹慎かな??? (苦笑×2)

 今回は「日経トップリーダー」であって
「日経ビジネス」ではありません。まるで
「日経ビジネス」に出てくる記事のようです。
もっとも、母体が同じでしょうからそれほど
違和感を感じることもないのでしょうが。

 いずれにせよこの10人の名経営者の言葉に、
小難しい理論理屈はありません。いつも個人的
に思うことなのですが、「経営コンサルタント」
の理論的な難しい話より、経営者の経験実績に
基づく話の方が常に面白い」と私は感じます。

(追記)以降の4名は最初の10名ほど有名な方々
ではありませんが、それでも確固たる実績を残
した立派な方々です。

長年そして今後も「アモリ通信」を継続して
常に新しい事を知り、そしてAIの発展やChat GPT
での脅威を知り、自分のビジネスの核は、
「人様に諸々を紹介する」。それで十分じゃ
ないかと達観しています。自分独自のモノもない
ではないものの、それは密かに胸にしまい込み、
色々な方とJVで可能性を探ろうと思っている、
今では「経営顧問」を名乗る 「ジョガーF」
or「青年キヨタカ君」の本名、福島清隆です(^^♪


◎◎さんは、10人の名経営者の
至言の中で特に印象に残るものがあったでしょ
うか。そしてその後の4名については如何でしょ
うか。更に「福島清隆」のような考え方を
どう思われるでしょうか?

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

◎◎さんの幸運な日々を祈念します。

 

 
 
 

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