【アモリ通信416】 首都直下型地震

◎◎さん(^^♪

こんにちは。

SILアカデミー 1on1 オンライン顧問
ジョガーFの福島清隆です。【専門は物流です】

本日のテーマは「首都直下型地震」です。


「大火災」を巻き起こすリスク
首都直下型地震で「地下ガス」の脅威
 
 三万人のための情報誌 
2023 VOL.49 NO.3
  選択3 P104~~P105

定期的に「選択」という書店販売はしていない
情報誌からテーマを選んでいます。
 首都直下型地震に限らず、東海地震、
東南海地震他、決してあってほしくないと思う
ものの、いつかきっとあるカモしれないという
不安が隠せません。
 今回は首都直下型地震を取り上げます。

 今年は関東大地震から百年の節目にあたる。
奇しくも2月6日、トルコで2度にわたり発生した
マグニチュード7クラスの地震は、死者4万5千人を
超え、都市部を襲う地震の恐ろしさを改めて突き
付けてきた。

 2011年3月11日に発生した東日本大震災で
は津波による犠牲者が中心だったが、東京などの
都市直下地震ではトルコと同様の危険がある。

 確かに建物の耐震技術では日本に一日の長
があり、あそこまで無残に倒壊する可能性は低い
 しかし最近、首都直下地震における新たなリス
クが着目されている。キーワードは「ガス」と
「地下水」だという。

● 「南関東ガス田」という燃料

 大正12(1923)年9月1日の正午直前に発生
した関東大震災では、大火災が東京の街を焼き
尽くした。約10万5千人の死者のうち9割が焼死
だったとされる。

 発生時は昼ご飯の準備で火を使っている家庭
が多かった。これが火災の原因になったと追う考
え方で、「地震だ!火を消せ!」という標語が生
まれた。これは誤りではないが、火災が広がった
のには別の理由が指摘されている。

 関東大震災で最も多くの死者を出したのは、
本所区(現在の墨田区)の陸軍被覆廠跡。
約2万坪の空き地に大勢の避難者が殺到した
ところに火災が広がり3万8千人が命を落とした。
従来、この原因は「火災旋風」によるものと説明
されてきた。これは、広範な火災が発生した際に
炎を伴う旋風が発生し、大きな被害を出すものだ
 
 しかし火災旋風以外の可能性も示唆されてい
る。信州大学名誉教授の榎本祐嗣氏は、被覆
廠跡の火災について南関東ガス田由来の「メタン
火焔(かえん)」の噴出が原因だった可能性を
示す史料や証言を多数発見した。

 さらに、1855年の安政江戸地震でも同様の事
態が発生した可能性も指摘する。この地震が発生
したのは夜だったのだが、大地の割れ目から火が
噴き出る様子が目撃されていた。当時の様子を
記録した『武江地動之記』には次のような記述が
ある。

 「2日夜行行徳の辺には地上より火燃出たり、
近くより見れば見えず、またその先に日の燃ゆる
を見るのみ、芝森元町の坊正鈴木興右衛門も此
(この)夜途中に於いて土中より火の出るを見た
りとぞ」(句点等筆者)

 興味深いことに、安政江戸地震と関東大地震
の火災の発生地域では、重なる部分が多いのだ。
 こうした火災は、発生域の地下の比較的浅いと
ころに南関東ガス田由来のメタン溜まりが存在し
ていたと考えると、合理的に説明できる。このメ
タンが地割れでできた新しい割れ目との相互作用
で帯電・静電気着火して地表に火焔となって噴き
出したとみられる。

 前述した関東大震災の場合、通常の火災にメタ
ンガスが引火した可能性がある。また、火災旋風
が発生する中でメタンの噴出などが重なって、さ
らに被害が拡大したとも推定されている。

 地震の際に地中から炎が噴出する現象は、前述
した2回の地震でのみ観察されたわけではない。
 
 1703年の元禄地震においても似た記録が残って
いるほか、関東以外にも、金沢や京都、越後、長
野で同様の記録がある。関東の場合には、地下に
ガス田があることから危険性はより高いといえる

 榎本氏は本研究をめとめた書籍を今年中に出版
する予定だ。また、これらの研究結果は歴史地震
研究会や、各種学会が集まった「日本地球惑星科
学連合」でも発表されており徐々に認知されつつ
ある。そして他にもメタン噴出の可能性に言及し
た地震関連書籍もある。

       (中略)

 江戸時代や大正時代と異なり東京の街はアスフ
ァルトで覆われているが、トルコの例を見ても分
かるとおり、地割れを防ぐ効果はそれほど期待で
きない。

● 地下水とガスの調査が急務

 地下水位の上昇は、ガス田由来の天然ガスがか
つてないほど蓄積されて圧力が上昇している可能
性を示唆している。

 そもそも地下水の状況さえ正確に把握できてい
ないのが実情だ。2015年12月には、東京~
新橋間にある「有楽町排水所」でトラブルが発生
 レールが水没して、12時間にわたって列車の運
行を見合わせた例もある。

 東京における「ガス田リスク」の研究内容を聞
いた総務省の大物OBはこう語ったという。
 「対応を取らないといけないが、今はその余裕
はない(この事実は)官僚が知りたくない
ものだ」

 せめてガスと地下水の実態調査を開始すべきだ
無策のまま関東大震災と同レベルの地震が今の
東京を襲えば、阿鼻叫喚の火焔地獄が当時を遙か
に上回る規模となる可能性も全く否定できない。


「選択」という会員制の情報誌は、政治経済文化
科学他から、諸々の話題を提供してくれます。
ことの真実はどうか分かりませんが、刺激的な内
容が少なくありません。

とりあえずコロナ禍も落ち着き、気分的にその気
になりにくかった、「花のお江戸散策」をそろそ
ろ再開したいところです。

人間、マイナス思考が中心ではいけませんが、し
かし、「無策のまま関東大震災と同レベルの地震
が今の東京を襲えば、阿鼻叫喚の火焔地獄が当時
を遙かに上回る規模となる可能性も全く否定でき
ない。」というのも重たい気持ちになる話です。

地震・災害・事故・事件・・・・ある日突然、何
が起こるか分からないことをその都度、心配して
いても仕方ありませんが、考えられる準備はして
おくにしてもできることなら日々、平穏で幸せな
暮らしであってほしいものです。

◎◎さんは、首都直下型地震という言葉は
知っておられると思いますが、『首都直下地震に
おける新たなリスクが着目されている。キーワー
ドは「ガス」と「地下水」だ』。ということをご
存じだったでしょうか?

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

◎◎さんの幸運な日々を祈念します。

 
 
 

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