【アモリ通信401】   よくなっていく日本 

◎◎さん

こんにちは。

SILアカデミー 1on1 オンライン顧問
ジョガーFの福島清隆です。【専門は物流です】

本日のテーマは「よくなっていく日本」です。


北野幸伯(よしゆき)氏と田中宇(さかい)氏。
私は、前者に比較的嵌まっています。後者はちょ
っとどうかなと思う反面、それでも関心を持ち続
けています。

マスコミを通して、悲観論に染まってしまってい
る(かもしれない)多くの日本人に知ってもらい
たい情報です。日本は将来、中国の属国になるし
か生きる道はないなどと、少なくとも私はそう思
いたくありませんし、多分、そうならないだろう
とも思っています。

今回は、多くが北野氏の解説ですが、田中氏の
見解もご確認ください。


◎  北野幸伯

★よくなっていく日本

ダイレクト出版・
パワーゲームメルマガ読者の皆さま、
こんにちは!

北野幸伯です。

10月29日、私は52歳になります。
誕生日が近づくと、昔を振り返ったりします。

そして、毎年毎年思うのです。
「日本はよくなっている」と。
なぜ、そう思うのか?

52年も生きていると、昔と比較することができる
からです。何が良くなったのでしょうか?

まず物質面から。わかりやすいのは、
パソコンとスマホですね。

私は1990年から1996年までモスクワ国際関係
大学の学生でした。

当時は、パソコンがあまり普及していなかった。
卒業論文は手で書き、その原稿を大学内の
タイピストにわたして印刷してもらいました。

90年代後半ぐらいからパソコン、インターネッ
ト、メール、携帯電話が一般化していきました。

今私たちは、パソコン、ネット、メール、スマホ
がない生活を想像することもできません。

しかし、それは少し前まで、存在していなかった
ものです。便利になりました。

次に環境面です。

私の実家は、車がたくさん通る道路に面していま
した。今はだいぶ通過する車の数が減っています
が。それで、排気ガスの匂いが、強烈でした。

当時はそれが当たり前で、全然気にしていません
でした。しかし、今思い出してみると、「ひどか
ったな」と思います。

ところがその後、技術革新が進み、今では東京の
道を歩いていても、「排ガスくさ!」と思うこと
はなくなりました。

子どもの頃東京の親戚の家に行くと、水道から白
い水(塩素まみれの?)が出てきたので驚きまし
た。排ガスが耐え難いほど臭く、「ここは人間の
住むところではない」と幼心に思ったものです。

しかし今、東京の水道水はきれいになり、空気も
だいぶマシになりました。

次に、人権面です。

私が小学生だった頃、体罰は日常茶飯事でした。
宿題を忘れた子は、げんこつで頭をゴツンとされ
るか、耳をひっぱられるか。
今、そんなことをすると、全国ニュースで流れま
す。

もう一つ、労働環境です。
「働き方改革」で、残業が減りました。
そして、コロナパンデミックで、テレワークが普
及しました。

商社に勤める友人は、「パンデミックがおさまっ
ても週2回しか会社にいかない」そうです。

テレワークが一般的になってきました。
自宅で仕事できる人が、毎日通勤に往復2時間
かけてオフィスにいくのは時間の無駄です。
パンデミックが終わってもテレワークは残ってほ
しいと思います。

以上、いくつか「よくなっている例」を挙げまし
た。

確かに、日本にはたくさんの問題があります。
たとえば給料が上がらないことなど。

しかし、過去を振り返ってみれば、
日本は様々な問題を解決し、
少しずつ前進していることがわかります。
私たちは、「日本はもうダメだ!」というマスコ
ミ、評論家のいうことを信じて、憂鬱な人生を過
ごしていくしかないのでしょうか?

それとも、「日本は実際よくなっている。私がさ
らによくしてやろう!」と考え、楽しく生きてい
くのか?

一度きりの人生なので、私は「日本はよくなる!
」と信じ、楽しく暮らして生きたいと思います。

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◎  田中宇
田中宇の国際ニュース解説 会員版
(田中宇プラス)2022年11月3日

* 会員制の記事なので、公開は基本的にNGか
  と思いますが、ごく一部をお伝えします。

       (前略)

日本政府はEUと異なり、国民生活と経済の維持を
優先し、米国主導のロシア敵視に乗らずに静かに
無視・離脱し、サハリンから天然ガスを輸入し続
けることにした。日本が離脱したら、ロシアはサ
ハリン1と2の利権を中国に転売し、二度と日本
に戻ってこなくなる。それはまさに日本の自滅だ
。日本政府は一見、対米従属のように見えて、実
はこっそり米傀儡から「脱落」して足抜けし、現
実的な非米化の路線を静かに進んでいる。間抜け
なドイツはロシアだけでなく中国をも敵視してき
たが、日本は対照的に、今後の多極型のアジア覇
権を握る中国やロシアとの協調関係を維持してい
る。日本は、国際政治の技能が低いように見えて
、実はこっそりかなり高い。


北野幸伯氏と田中宇氏。
双方の人物を知らない方が、この記事を読んだ
だけでは、北野氏はちょっと暢気な人。田中氏は
結局、中国への属国化を進める人、のような印象
を受ける方がいらっしゃるかもしれません。

北野氏は、何があっても日本は米国と共に生きる
べしと考える人です。今のロシア、中国、北朝鮮
は崩壊するという姿勢で一貫しています。

田中氏は、世界は多極化し、欧米は衰退し、資源
の豊富な中ロは必ずしも衰退しないという考え方
です。

いずれにせよ、地政学的にユーラシア大陸がお隣
さんである日本が、これらの国々と、まともに熱
い戦争という訳にはいかないでしょう。
かといって、中国の属国になってしまっては、
「日本という国そのものが消滅してしまいます」
これを、極端と感じるノーテンキな日本人が少な
くないのも困った問題です。

私自身の直観では、必ず中国共産党の一党独裁は
崩壊して、国が分裂して中国の国力は大きく低下
するので、台湾も日本も世界も平和になるという
、林建良氏の見解・予測を信じるのみです。

 それを信じて、中国とは仲のいいフリをして
強かにつき合うしかないのではないか。

こんなこと言ってるので、中国に旅行に行ったら
帰国できなくなるかもしれないので、「その時」
までは決して中国には旅行に行きません!!
         (苦笑&マジ)

 ちなみに、これまでも繰り返し述べていること
ですが、「中国=中国一党独裁の共産党」ではな
いということ。多くの中国人民と中国共産党員を
一緒にしてはいけません。

◎◎さんは、北野幸伯氏と田中宇氏の見解
をどう思われますか。

 よくなっていく日本。
 日本は、国際政治の技能が低いように見えて
 実はこっそりかなり高い。

この2つの考え方をどのように思われますか?

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

◎◎さんの幸運な日々を祈念します。

 

 
 
 

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