【jyogar教授のアモリ通信397】  大胆予測2023 

◎◎さん(^^♪

こんにちは。

SILアカデミー 1on1 オンライン顧問
jyogar教授の福島清隆です。【専門は物流です】

本日のテーマは「大胆予測2023」です。


大胆予測 2023 「有事に備えよ」

 日経ビジネス 2022.12.26~2023.01.02

              P12~P41


新年あけましておめでとうございます。

本年は「癸(みずのと)卯(うさぎ)」年です。

株式相場には、【辰巳天井、午尻下がり、未辛抱
、申酉騒ぐ、戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、
丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる。】
という格言があります。
兎には跳ねる特徴があるため、景気が上向きに
跳ねる、回復すると言われており、株式市場に
とっては縁起の良い年として知られているよう
です。

卯(うさぎ)は穏やかで温厚な性質であることか
ら、「家内安全」。また、その跳躍する姿から
「飛躍」、「向上」を象徴するものとして親しま
れてきました。
他にも「植物の成長」という意味もあり、新しい
ことに挑戦するのに最適な年と言われています。

https://i-corporation.jp/blog/nenga2/


 とはいうものの、今回は日経ビジネスの最新号
からテーマを選びました。
 新年早々、もっと明るい話題を・・・卯年の
予想と違うじゃん・・・・と思うものの、専門家
の予想は外れるのも日常茶飯事(私見)ですし、
ま、とにかく、ビジネスマンたるもの、新年早々
これはこれでビジネスの大局観として把握してお
きましょう(^^♪


PART1
日本を揺るがす米中対峙のシナリオ
台湾有事を直視せよ
人、物、カネ全部止まる

PART2
円安、消費低迷、テックバブル崩壊・・・・
日本経済を取り巻くリスクを見過ごすな

PART3
記者が展望、主要業種の2023年
高まるコスト、滞る消費
逆境が革新迫る


PART1
日本を揺るがす米中対峙のシナリオ
台湾有事を直視せよ
人、物、カネ全部止まる

● 台湾有事が日本に与える影響


・在中国日本人が抑留される
・日本企業で働く中国人従業員が警戒対象に
・外国企業の退避・撤退
・日本人富裕層が外国に逃避


・台湾との貿易が途絶
・中国との貿易が途絶
・台湾周辺の海上輸送ルートが途切れる

カネ
・日本企業の資産が接収される
・増税や国債の増発

情報
・海底ケーブルの切断

(日立製作所の河村副社長)
・日本経済と中国経済は一衣帯水(狭い隔たりが
あるだけできわめて近い)の関係にある。
 協調して成長・発展していくべきであることは
言をまたない。ただし、政治は過ちを犯すものだ
。安全保障に関わる機敏な技術は守る必要がある
し、過度な依存は避けなければならない。

PART2
円安、消費低迷、テックバブル崩壊・・・・
日本経済を取り巻くリスクを見過ごすな

リスクシナリオ1  円安が再進行
為替、1ドル=150円が日常に

・日本政府は「円安メリットを生かす」として
 入国制限の緩和や中小零細企業の輸出促進を
 うたうが、果たしてどこまで実現できるのか
 中長期的な目線で考えれば、1ドル=150円
 時代に備えてビジネスの冗長性を高めること
 が欠かせない。

リスクシナリオ2  踊らぬ消費
続く物価高、伸びぬインバウンド

・訪日客、コロナ前の5分の1
 しかし、全体を見渡すと、まだまだ完全復活
 には程遠い。日本政府観光局の推計値では、
 22年10月のインバウンド客数は49万8600人。
 19年10月(249万6568人)と比べると、5分の
 1程度にとどまる。
・最大の要因はゼロコロナ政策によって出入国
 が管理されている中国からの観光客が戻って
 いないこと。
・中国人旅行者が戻らなくても、短期的には19
 年の需要を上回る場面も出てくる蓋然性は高
 い。しかし、「中長期的目線では中国人旅行
 者なしでの国内総旅行需要の回復・成長には
 限界がある」 (ホテル調査会社 櫻井氏)
 

リスクシナリオ3 テック業界浮上せず
バブル崩壊、株価「二番底」も

・米国の物価上昇は、成長期待を集めてきた
 テクノロジー業界を大いに揺さぶった。FRB
が利上げ」で対応すると米S&P500種株価指
 数は急落し、22年初めから秋までに2割強も
 下げた。米シリコンバレーは「テックバブ
 ル崩壊」の重たい空気に包まれた。
・岸田政権は22年度の第2次補正予算で、スタ
 ートアップ育成向けに1兆円を計上した。
 歴代政権と比べてケタ違いの規模だ。デト
 ロイトトーマツベンチャーサポート(東京
 ・千代田)の斎藤祐馬氏は、「お金だけで
 なく優秀な人材がスタートアップに流れれ
 ば、成長する余地はある」と指摘する。
 日本にとって好機であり、正念場でもある

PART3
記者が展望、主要業種の2023年
高まるコスト、滞る消費
逆境が革新迫る

1.自動車
  「造れば売れる」市場に景気後退の影

2.家電
  電気代高騰、省エネが競争力左右

3.鉄・非鉄
  鉄鋼業界は企業間格差が拡大する可能性

4.ネット・メデイア
  GAFAM、縮小均衡進む

5.専門店
  苦しいコスト高、出店攻防で勢力図かわるか

6.コンビニ
  日常使いに資す 「コンビニエンス」を模索

7.外食 
  優勝劣敗が鮮明に ウイズコロナの外食産業

8.銀行
  みずほを軸に「メガ再編」模索の兆し

9.エネルギー
  電力有事、国が果たす役割大きく

10.建設
  資材価格と人件費の上昇が不安材料


なかなかというか厳しい見通しです。

「専門家は悲観論を説く」と、誰かから学んだ
ことがあります。もちろん、現状に甘んじ油断
していては、衰退を免れませんから、常に危機
感を説くのは、それなりに経営者の務めでもあ
ろうかと思います。

 しかしながら、個人的には、「世の中は大局
的にはよくなっていく」「未来は明るい」と説
く某氏の見解から学びたいと考えています。


映画『ショーシャンクの空に』名言特集!
希望を持つことに疲れてしまったあなに届けた
い名ゼリフ

【名言⑨】
「希望はいいものだ。多分最高のものだ。
素晴らしいものは決して滅びない。」

https://eigahitottobi.com/article/69926/

こういう考え方と、多くの日本人が陥ってしま
っている「ノーテンキ」とでは意味、次元が
違うと私は信じたいです(^^♪


「jyogar教授のアモリ通信」は第397回を迎える
までになりました。
1010回を達成するまで、まだまだマイペース
で「青年キヨタカ君vs清隆爺」のせめぎ合いの
中で、「生涯現役、生涯成長」を続けたいと
「決めて」います(^^♪

 まだ半分も行ってない。 
 人生は長いのだっ(笑)

◎◎さんは、卯(うさぎ)年は、
「「飛躍」、「向上」を象徴するもの」とある
のですが、日経ビジネスの大予測は厳しいもの
が多いように思います。

 現実はどうなると思われるでしょうか?

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

◎◎さんの幸運な日々を祈念します。

 
 
 

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