【jyogar教授のアモリ通信394】   中国崩壊

◎◎さん(^^♪

こんにちは。

SILアカデミー 1on1 オンライン顧問
jyogar教授の福島清隆です。【専門は物流です】

本日のテーマは「中国崩壊」です。


歴史に学ぶ中国崩壊の瞬間   

                     (林建良)


 私は必ずしも中華人民共和国という国が好きな
訳ではありません。むしろ、少なくとも中国共産
党に関しては、日本を上から目線でみる厄介な国
であり、率直に言って、その部分においては確実
に嫌いな国です。

 ただ50歳前後の数年間、中国ビジネスに大きく
関わった時期がある関係で、今後も、日中関係が
どうなるのか、大いなる関心と不安があります。

 このメルマガが配信される頃は、習近平国家主
席の3期目が確定し継続され、以前にもまして政
敵の粛清が始まっているのかもしれません。

 アモリ通信は、原則として政治と宗教の話題は
回避します。しかし「林建良」という日本在住の
台湾人で、医師・評論家・政治活動家である同氏
から、中国という国の本質を学ぶことができてい
ますので、最近目にした同氏のブログから、多く
の日本人には知られていないであろう考え方を
ご紹介させていただきます。


歴史に学ぶ中国崩壊の瞬間   (林建良)

中国では1911年の辛亥革命によって清帝国が崩壊
しました。

では、その崩壊によって中国は大混乱に陥ったの
でしょうか?

当時の中国の人口は4億人で、決して小さな国で
はなかったわけですが、たくさんの難民が海外に
逃げたりしていたかというと、そんなことはあり
ません。

辛亥革命による清朝の崩壊後、中国国内はどちら
かというと平穏だったのです。

革命直後はたくさんの省が「清国が崩壊したから
独立しよう」と言って、あちらこちらで独立する
という状況になりました。

もし中国共産党が崩壊したらどうなるのか?
同じようなことが起こり得ると思います。

中国人は極めて現実的な民族です。
自分の生活と利益を守ることしか頭にありません

口では愛国と言いますが、心のなかでは自分と
自分の一族のことしか考えていない。

もし中国共産党が崩壊したら、権力を持ちたい有
力者たちがそれぞれの地域で独立を目指すでしょ
う。

誰もがトップになりたいけれど、誰もがトップに
はなることはできず、最終的にはバラバラになっ
ていくと思います。

一つの中国が10の国、もしくは100の国になって
いく可能性すらあります。

中国の人口は今14億人です。もし10の国になれば
1つあたり1億4000万人。

これはロシアと同じような人口です。

それでも大国なのですが、それぞれの国が互いに
牽制し合い、世界にとっても、台湾にとっても、
日本にとっても、平和になっていくわけです。

それぞれが軍事力を十分には維持できず、にらみ
合っていく。

ですから、その軍事的脅威は100分の1、もしくは
1000分の1くらいに減って、世界はより平和的に
なっていきます。


・中国人は極めて現実的な民族
・心の中では自分と自分の一族しか考えていない
・中国共産党が崩壊したら、それぞれの地域の有
 力者たちが独立を目指す
・誰もがトップを目指すが誰もトップになれない
・一つの中国が10か100の国になっていく。
・10の国でも1億400万人でロシアに近い人口
・それでも大国だが、お互いに牽制し合い、世界、
 台湾、日本にとっても平和になっていく。
・それぞれが軍事力を維持できずににらみ合う。
・中国の軍事的脅威は100分の1または1000分の1
 となり、世界はより平和的になっていく。


この記事を初めて読んだとき、こういう考え方が
あるものかと唸ってしまいました。

「核心的利益」という屁理屈のもとにやりたい放
題のことをし、軍事力が今後も益々強化されるで
あろう隣国に、将来の日本はただただ屈服するし
か生きていく道はないのでしょうか?

「冗談じゃないよ・・・」少なくとも私はそう思
っています。

 香港は以前の香港ではなくなりました。
 中国が台湾を完全に傘下に治めてしまえば、現
在、親日国家と言ってもいい台湾は朝鮮半島の国
と同じような反日国家になってしまいます。

 日米安保を破棄して、中国の属国になるしか、
日本が生き残る道はないのでしょうか?

 「冗談じゃないよ・・・」少なくとも私はそう
思っています。

 林建良氏は別な文献で、習近平が国家主席を務
めた方が、中国共産党の崩壊は早まる。頑張れ習
近平。 と、皮肉交じりに唱えています。

 本当にそうであるかどうか私には分かりません
が、日本も世界も平和であるためには、とにかく
早く中国共産党が崩壊し、多くの小国に分裂して
少なくとも軍事的脅威がなくなって欲しいもので
す。その結果、軍事力が100分の1とか1000分の
1になるのかどうかは根拠不足に思えますが。

 例のごとく・・・・・日本には5万人の中国人
スパイがいるらしいです。
 アモリ通信を読んだそういう人物から、青年
キヨタカ君のワタクシメは狙われるのでしょう
か。(💦)

 日本は中国の属国になって、実質的に日本とい
う国は消滅するしかないのでしょうか。

 こういう考え方を、「極端」「偏っている」と
考えるノーテンキな日本人が少なくないのも現実
ではないでしょうか。

 「冗談じゃないよ・・・・・」

中国共産党が崩壊して、この記事のように軍事的
脅威がなくなれば、国防における軍事予算は縮小
できるのかもしれません。さてどうなんでしょう
ね。ロシアや朝鮮半島の国も、今のままではいら
れないでしょうし。

 近視眼的にはまだまだ大変な国際情勢が続きそ
うな気が私はするのですが、長期的大局的には、
今よりも「平和な世界と日本」が実現し定着する
ようになってほしいし、十分それはありうると私
は思っています。

 敢えて悲観論も言えば、そうなる前に核戦争他
で人類が滅ぶ可能性も否定はできないのでしょう
 しかし、そういうことは考えたくないのが正直
なところです。

 最後にいつも指摘していることを補足します。
 今回のタイトルは「中国崩壊」ですが、これは
あくまでも「中国共産党一党独裁の崩壊」という
ことであって、中国人民や中国の総てが崩壊する
ということではありません。

 中国=中共(中国共産党)ではないということ
をしっかり念頭に置いておくべきであると私は
思います。

◎◎さんは、中国共産党が崩壊すれば
中国は10から100の国に分裂し、お互いがにらみ
合い。結果として世界は平和になる。

 このような考え方を御存知だったでしょうか
また、そういうことが現実的だと思われるでし
ょうか

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

◎◎さんの幸運な日々を祈念します。

(追記)
 習近平は3期目の国家主席となり、側近を自分
に近い人物ばかりで固め、独裁制を強化しまし
た。が、その直後にゼロコロナに反する中国人民
の不満が爆発して中国各地で反習近平、反政府デ
モが頻発しました。これらを力で抑えるのか、習
近平が失脚するのか。天安門事件の再来となるの
かどうか。予想外に早い時期に中国共産党の崩壊
という歴史的現実が起こるのかどうか。
今後の中国国内の変化に目が離せません。

 

 
 
 

お問い合わせ・ご相談

ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

SILマネジメント株式会社

お問い合わせ・ご相談はこちら