【アモリ通信334:1日1話 20211006】 20211006

 

◎◎さん(^^♪


こんにちは。


SILアカデミー 1on1 オンライン顧問 福島塾
塾長の福島清隆です。 【専門は物流です】


本日のテーマは「1日1話 20211006」です。

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 1日1話
 読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書

       藤尾秀昭 監  致知出版社
              \2350 +税

  2020年ブログ年間ランキング1位
  大絶賛の嵐 発売即第1位 18万部突破

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これはいい本を見つけたというのが正直な気持ちで
す。1日1話読んで365日。1年たてばすっかり忘れて
るだろうから、10年間、1日1話でいけるかも。
それでも、ほとんど忘れてるのだろうけど(苦笑)

通勤時間5秒の自由人的特権で出来上がった時間に
90分55冊(実際は、雑誌や資料他も含む)で速読モ
ドキが習慣化している私には、これも毎日欠かせな
い書籍になりました。

アモリ通信のネタに困った時は、ここからの引用
で切り抜ける「秘密兵器」にします(笑)

早速、三人の方の記載の一部をご紹介します。

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7月9日 尊敬する人を持たない人は成長しない
橋本保雄 日本ホスピタリティ推進協会理事長・
     ホテルオークラ元副社長

 私は日本プロゴルフ協会の学術委員をやっていま
すが、日本のプロはなかなか世界で勝てない。やは
り世界のステージはでかいんですよ。そのステージ
に出た時に、自分の信念、不屈の魂を堂々と通す。
その姿を、ギャラリーがちゃんと認めて拍手をされ
るような選手でなければ勝てないんですね。

      (中略:タイガーウッズ)

 例えば彼が初めて日本のトーナメントに出場した
時に、中村寅吉さんが最終ホールのサイドに立って
おられた。ウッズは、早くスコアを出さなきゃいけ
ないのに、人をかき分けて中村さんのところまで行
って挨拶したんですね。彼は、日本にゴルフを広め
た中村さんのことをちゃんと調べてきていて、「
先生ありがとうございました」と握手をした。そう
いう人は日本のプロにはいないんですよね。
      (中略)
 尊敬する人を持たない人は成長しないし、プロに
はなれませんね。
      (中略)
 非常に平凡な言い方だけど、やっぱりいい顔をし
て好感度を発揮している人は、みんなに助けられま
す。もちろんいい顔というのは、外面的な格好よさ
ではなく、その人の内面がにじみ出ているような顔
ですね。好感度を発揮していない人はダメです。
 だから、自分の可処分時間の中で一日わずか十秒
でいい、自分の顔を鏡に映して、今日はどういう顔
をしようかと訓練したらいいんです。それを毎日積
み重ねている人は、やっぱりいい顔をしています。
たった十秒の時間を自分に割けないような人に、い
い顔はできないし、そういう人にはやっぱりブレー
ンもできないですね。


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7月15日     男は十年だ
北方健三     作家

 体験というのは、たぶん小説を書く時の十%ぐら
いの核にはなっていると思います。あとはその体験
に、いろんな願望や創造力が加わって小説になって
いくんだろうと思いますね。
 ですから私の二十代の十年間というのは、肉体労
働をしながらひたすら小説を書き続けたわけですが
その間ボツ原稿がどのくらいあるかというと、四百
字詰めの原稿用紙を積み上げて、背丈を越えます。
        (中略)
 周りからは何度もやめろといわれましたよ。同窓
会に行くと、仲間はみんな一流会社で活躍している
 「北方、何やってるんだ?」と聞かれて「小説を
書いてる」って言ったら、肩をポンと叩かれて「
おまえは偉いな」と。その偉いなって言葉の中に、
多少の侮蔑と哀れみが入っているんです。
 父親には「小説家は人間のクズだ!」と言われて
いました。自分の倅がそんなものを目指しているな
んて思いたくないとずっと言っていました。その親
父が、私がみんなからやめろ、やめろとめった打ち
にされている頃、ひと言だけいってくれたことがあ
るんです。
   「男は十年だ」
 十年同じ場所で頑張っていると、見えるものは見
えてくるし、できることはできるようになると。そ
の時は、何言ってやがるんだと思いましたけど。
   
 (中略:親父が心臓発作で倒れて、親父の
横で締め切り間近の原稿を書き続けていた時)

 その時に初めて思いましたね。確かに男は十年。
親父の言った通りだったなと。残念ながらそれを伝
えようと思っても、親父はもう目を開いてくれませ
んでしたが。 

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7月17日    能力を高める秘訣
鈴木鎮一    才能教育研究会会長

 まずたいせつなのはやってみることです。声明は
行動する者のみにその力を発揮するんです。どんな
能力だって、実行を怠る者には備わらない(略)
      (中略)
 最も大切なことはいかに育てるか、ということで
す。才能はあるものではなくて、創るものですから
ね。下手な努力をすれば下手な才能が育つし、優れ
た才能を示した人たちはそれだけ正しい努力を積み
重ねた人たちだということです。
      (中略)
 だから例えば、私は一つの曲を何回でもひかせる
んです。普通の場合は一つの曲がひけたら、どんど
ん次の曲にいってしまう。でもそれでは、あれもこ
れもできるけど、立派なものが一つもないというこ
とになってしまうんです。だから私は一つの曲を毎
日三回ずつ、約三か月ひかせる。しかもその一方で
その曲の世界最高の演奏をレコードで聴かせる。そ
うすると高さというものが生まれてくるんですよ。
それはもはや技術ではない、精神の段階なんです。
      (中略)
 本当にやる子は、ちゃんと日記までつけてやって
ますよ。「今日は八千六百になりました」とかね。
それを繰り返しているうちに、自分でも知らぬ間に
変わっているんです。
 一万回といいましたが、やはりより多くの訓練も
必要なことです。五年間やりましたという人がいま
すが、五年といっても毎日五分間やるのと三時間や
るのとは、全く違いますからね。正しい方法による
より多くの訓練、これが能力の育つ原則です。


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冒頭にも書きましたが、これはいい本に出合いまし
た。(^^♪  ルンルン (笑)

このところ度々、同じことを書いて自分を戒めて
いるのですが、私が私淑する5大偉人。
中村天風、稲盛和夫、孫子の兵法(孫武)、ドラッ
カー、松下幸之助。

この5人からは生涯、永遠に学び続けるつもりです
 しかしながら、あまりにそういう人が自分の身近
な人物になりすぎて、なんか自分もいくらかそうい
う人のレベルに近づいたような、「アホな勘違い」
をしてはいけません。

 というより、実のところ、世の中の多くの人々が
ちょっと「物足りない人物」に思えてしまう。

 これはイカンでしょう。少なくとも、私よりも、
「実績と人格で優れた人」は山ほどに存在します。

 「何を勘違いしているんだお前は!!」
と、自分に「喝」を入れれているところです。

 そんな時に出合った本書。
 結構、知らない人が多いのですが、「実績を残
した人の言葉は重い」というのが素直な感想です。
是非、購入されることをお勧めします。


 今回取り上げた3人の人物は「たまたま」であり
他の全てをご紹介したいくらいです。

 ここぞという部分にチェックを入れて、1年後に
読み直すときに、再度記憶に浸み込ませるのもいい
でしょう。気の長い話です(笑)。
 人生、生涯勉強ですからそれもまたいいのでは
ないでしょうか。


『一万回といいましたが、やはりより多くの訓練も
必要なことです。五年間やりましたという人がいま
すが、五年といっても毎日五分間やるのと三時間や
るのとは、全く違いますからね。正しい方法による
より多くの訓練、これが能力の育つ原則です。』

 この教えからすると、私の
  「(ほぼ)毎朝90分、速読モドキ数十冊」
は、相変わらず「ザルで水をすくう無駄な努力」か
もしれません。 が、それもまたヨシです。
 何やってもアンタ中途半端だな。これと言った
ものが何もないじゃないか。

自分で言うか・・(💦💦💦)

 しかしそれでも続ける、変な爺さんかな?
「男は十年だ」・・・これに当てはまるかも(苦笑)
 ネットで自慢話ばかりしてプライドが高いだけの
人物よりマシだろ・・・・・・
オイオイ、またまた下らんこと言うんじゃないよ!

ということで、これくらいにしときます(^^♪

◎◎さんは、「私淑する人」をお持ちでしょ
うか。
 また、この人は素晴らしいと感じられる方を沢山
知っておられると思います。
 その反面、「この人物はまだまだだな」と思われ
ることもおありでしょうか。

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。


◎◎さんの幸運な日々を祈念します。

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