【アモリ通信288:免疫力を鍛える】  20201111


福島清隆 さん


こんにちは。


SILアカデミー 1on1 オンライン顧問 福島塾
塾長の福島清隆です。     【専門は物流です】
本日のテーマは「免疫力を鍛える」です。

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 ウイルスに負けない免疫力を鍛える!

  新型コロナウイルスにも負けない!

    for tasty life   枻(えい)出版社

            900円 + 税

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10回に一回は、何か健全か健康路線を、思うものの
今年は、とにかくコロナコロナですね。


コロナに関しては思うことがイロイロありますが、
こだわりの一つで「免疫力」について考えます。

同書にある第一章の「ウイルスに打ち勝つ方法」
についてご紹介します。

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第一章 ウイルス超予防・対処法
第二章 腸内環境を良くするために知っておきたい
    こと
第三章 腸内環境を良くする食材&方法
第四章 腸内環境を整える方法

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竹田和由先生
順天堂大学大学院医学研究科 研究基盤センター
細胞機能研究室 准教授。1991年東北大学大学院
歯学研究科博士課程修了。1991年南カリフォルニ
ア大学医学部微生物学教室、1995年新潟大学医学
部医動物学講座助手。 (以下略)

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◎ 体内ではどうやってウイルスを倒している?

第1防波堤 自然免疫が活躍
自然免疫が外敵と判断したものはすべて攻撃する
 そして、退治しきれなかった外敵の情報を
獲得免疫へと送る。


第2防波堤 獲得免疫が活躍
自然免疫からの情報をもとに獲得免疫が外敵をピ
ンポイントに攻撃。この段階で、発熱、喉の腫れ
といった風邪特有の症状が発生する。

〇 ふたつの防波堤が体を守る

・インフルエンザの季節には一度は罹患してしま
 う人と、とりたてて予防策も講じていないのに
 インフルエンザにかかったことがない人もいる
  その差を生み出す要因として、近年注目を集
 めているのが「免疫システム」

・これは、外から体内に侵入してきたウイルスや
 菌、体内で変異した有害な細胞などを攻撃して
 風邪をはじめとした感染症や、がんなどの発症
 を抑制する防波堤のようなシステム。


・免疫力が高い人は、ウイルスや細菌、体内で変
 異した有害な細胞などをすみやかに退治できる
 ため、病気にもかかりにくい。

・免疫は「獲得免疫」と「自然免疫」に大別され
 る。獲得免疫とは攻撃力が高い、スーパーマン
 のような免疫。ただし、相手を敵と認識して初
 めて攻撃するという特徴があり、認識まで時間
 がかかるのが欠点。

・そのため、未知のウイルスが侵入してきたとき
 には、はじめは敵と認識できずに攻撃すること
 はできない。

・予防接種の目的は、獲得免疫に戦闘態勢をとら
 せておくこと。無毒化したウイルスを体内に入
 れることで獲得免疫にウイルスの特性を記憶さ
 せ、攻撃体勢をとらせておく。そして、実際に
 ウイルスが侵入してきた時にすぐ攻撃をして退
 治できるため、大事に至らずにすむ。

・もうひとつの自然免疫は、獲得免疫のようにピ
 ンポイントにウイルスや菌を攻撃することはで
 きないが、未知の外敵でも、侵入を感知したら
 すぐに攻撃できるのが特長。自然免疫の力が高
 い場合、獲得免疫の力を借りずとも、外敵を退
 治できてしまうことすらある。また、獲得免疫
 の立ち上がりを早める機能もある。

・自然免疫の代表的なものが、NK細胞やマクロフ
 ァージと呼ばれる細胞。これらの細胞を活性化
 させておけば、自然免疫力が高まり、病気を予
 防し、重篤化を防げる。

◎ 新型コロナウイルスは何が問題なのか?

1.人類が初めて遭うウイルスなので情報がない

2.症状が軽い場合が多い

● ”情報ゼロ”だから怖い!

・今、世界をパニックに陥れている新型コロナウ
 イルスは、実は、一般的な風邪を引き起こすの
 もコロナウイルスである。

・コロナウイルスは現在までのところ数種類発見
 されている。一部は、一般的な風邪の症状を引
 き起こす程度の弱毒性のもので、健康な人なら
 重篤な症状に至ることはめったにない。
  その一方で、「重症急性呼吸器症候群
 (SARS)」や「中東呼吸器症候群(MERS)」といっ
 た、致死率の高い、恐ろしい感染症も、コロナ
 ウイルスの仕業である。

・では、なぜ新型コロナウイルスがここまで多く
 の重症者、死者を出しているのか?
  それは人類が初めて遭遇した未知のウイルス
 だから。そのため、前ページで紹介した獲得免
 疫は、新型コロナウイルスが体内に侵入しても
 初めは敵と認識することができない。
  したがって初期段階では、新型コロナウイル
 スと戦えるのは、戦闘力があまり高くない自然
 免疫のみ。

・そして、自然免疫で退治しきれなかったウイル
 スが呼吸器などに悪さをするのである。
 それでも体力があり、自然免疫力が高い人は素
 早く獲得免疫も働き始めるため、軽い風邪程度
 の症状ですむ場合もあるようだが、高齢者や基
 礎疾患をもった抵抗力のない人たちは、自然免
 疫の後に獲得免疫が稼働するまで体がもたず重
 篤な症状に陥るリスクが高くなる。また、日頃
 から風邪をひきやすいような自然免疫力が低い
 人は、若年でも重篤化する可能性がある。

・そして新型コロナウイルスの大きな問題となる
 のが、軽症者の多さである。現在(2020年3月
 現在)までのところ約8割が軽症で、時には、
 ほぼ無症状のまま完治してしまうことすらある
  そのため、感染していても軽い風邪と勘違い
 し、大勢の人と接触してしまうことに・・・。
  これが今回の感染拡大の大きな原因と言われ
 ている。そのため、軽い体調不良を感じたら外
 出を控えるようにしましょう。

◎ では、どのように予防・対処するのか?

1.ウイルスを体の中に入れない

・不要不急の外出をしない
・他人との距離をとる
・マスクを正しく着用する

   正しいマスクの使い方
・表面を触らない
・外すときは紐を持つ
・2~3日使う場合は、外面をアルコール除菌する


2.ウイルスを口の中に残さない

   正しいうがいの仕方
・喉の奥まで3回行う
・鼻やのどの粘膜には、大量のウイルスが付着
 する。うがいは粘膜に付いたウイルス除去に
 効果的なので喉の奥までうがいをしましょう
  3回うがいをすることでほとんどのウイル
 スは除去できることがわかっている。

● ウイルスを体内に取り込まない、残さない

       (中略)

・たしかに、マスクでウイルスそのものを遮る
 ことは難しいが、くしゃみや咳などで吐き出
 されるウイルスを含んだ飛沫(唾液などの細
 かいしぶき)を防ぐ効果はある。特に新型コ
 ロナウイルスは、鼻から喉にかけた「上気道
 」と呼ばれるエリアにウイルスが大量にとど
 まっていることが明らかになっている。
  そのため、飛沫には大量のウイルスが含ま
 れている。そのウイルスが運悪く肺にまで到
 達してしまうと。重症化してしまう。

・また、ウイルスは目や鼻などの粘膜を通して
 体内に侵入する。そのため、ウイルスが付着
 した手で目や鼻を触らないなど、水際でウイ
 ルス侵入を防ぐ対策をとることが大切。
  ドイツのライプツィッヒ大学の実験による
 と、人間は1時間に平均で25回も無意識に顔
 を触っているという。ここでマスクを着用す
 ると、その回数を大幅に減らせる。もちろん
 手にウイルスを付着させないために、こまめ
 で入念な手洗いも忘れないことが大切である

・ちなみに、ウイルスは胃酸で死滅するので、
 水を飲んで胃に流し込めばいいという話をよ
 く聞く。しかし、ウイルス性胃腸炎という疾
 患があるように、すべてのウイルスが胃酸で
 死滅するわけではないし、消化器の粘膜だけ
 がウイルスに強いというわけでもない。だか
 らこそ、うがいもこころがけてほしい。


3.自然免疫力を高めて感染を防ぐ

〇 ストレスがかかるとNK細胞の活性が落ちる

〇 年を重ねるにつれてNK活性が落ちる

● ストレスは自然免疫の敵

・自然免疫が異物と戦っている段階では身体的
 症状は出ないことが多いため、自然免疫がウ
 イルスや菌を退治できれば、重い症状に苦し
 むことはない。ただし、自然免疫では太刀打
 ちできない時には獲得免疫が働くことになり
 身体的症状が出てしまう。
  つまり、発熱などの症状が発生したという
 ことは、ウイルスや菌が自然免疫では退治で
 きなかったという証拠である。
  こうしたしくみから、体調不良に苦しまな
 いためには、自然免疫の力を高めておくこと
 が重要と言える。

・自然免疫は加齢や、乱れた生活習慣、栄養の
 偏った食生活などが原因になり、活性を失う
 ことがわかっている。
  中でも、最も大きな要因が「ストレス」で
 ある。精神的・肉体的(睡眠不足・疲労過多
 など)ストレスの、どちらも免疫力を下げる
 要因となってしまう。疲れをためない、イラ
 イラしないことが、自然免疫を高めるコツと
 言える。

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・免疫は「獲得免疫」と「自然免疫」に大別され
 る。獲得免疫とは攻撃力が高い、スーパーマン
 のような免疫。ただし、相手を敵と認識して初
 めて攻撃するという特徴があり、認識まで時間
 がかかるのが欠点。

・そのため、未知のウイルスが侵入してきたとき
 には、はじめは敵と認識できずに攻撃すること
 はできない。


自然免疫力という言葉は当然知ってましたが、
「獲得免疫」という言葉を初めて知りました。

「相手を敵と認識して初めて攻撃する」
「はじめは敵と認識できずに攻撃することはでき
 ない」

なるほど、
◎ 体内ではどうやってウイルスを倒している?
ここは、再度読み直すことをお勧めします(^^♪


予防接種の目的は、獲得免疫に戦闘態勢を整えさ
せておくことにある。実際にウイルスが侵入した
ときにすぐに攻撃して退治できるようにする。


あとは、腸内環境を整えて自然免疫力を高める
ざっと、そんなところでしょう。

早ければ年内にはコロナのワクチンを接種でき
るそうです。しかし、正直言って私は副作用が
気になります。

こういう時に、「”素直”に予防接種をする」
というのを”素直”というのかどうか、はなは
だ疑問です。

本書にあって紹介はできてませんが、腸内環境
をよくして、自然免疫力を高めるという選択の
方が無難に思えるのですが・・・・・


それと、今後は、インフルエンザとコロナの両
方の予防接種が推奨されるようになるのでしょ
うか?。 な~~んか、かえってヤバイような
気がするのですが。


そういう私は、もう何年もインフルエンザの
予防注射をしていないので、今年の11月か12月
にはインフルエンザの予防注射はしておこうか
なと思案中です。多分、コロナのワクチンは、
パスすると思います。多分。

この原稿を書いたときはそう思っていました。
その後、65歳以上はインフルエンザの予防接種
無料の案内が届き、10月早々に済ませました。

うがい、手(顔)洗い、疲労をため込まない、
そして免疫力を高める。
それで充分とまではいいませんが、自分でできる
最善の対策だと思います。


福島さんは、インフルエンザとコロナの
予防接種の両方があるとしたら、迷わずどちらも
接種されますか?


ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。


福島さんの幸運な日々を祈念します。


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  SILマネジメント株式会社 
 代表取締役        福島清隆
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・お問合せE-mail: fukushima@sil-ms.jp

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