福島清隆　さん

こんにちは。

キャッシュフローコーチ　＆
　　　リスクマネージャーの福島清隆です。

本日のテーマは「気候と津波」です。

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  夏季五輪　　vs   気候変動

　南海トラフ津波確率公表

　2020年1月25日（土）　日本経済新聞

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今回は、準備していたネタに変わり、新聞記事を
纏めることにしました。

気分、気分。オトコゴコロは気まぐれなのデス。

さて、早速始めます！

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 夏季五輪　vs  気候変動

2050年、大都市の6割で開催困難
東アジアは適地ゼロに

・東京オリンピックでは、多くの選手は対戦相手と
　別に「酷暑」という新たな敵と向き合う必要があ
　る。
・2050年の気象予測を分析すると、世界の大都市の
　6割超でマラソンなど屋外競技の熱中症リスクが
　高まり、「開催困難」という結果が出た。

◎暑さ指数（WBGT)の目安　　 警戒レベル　
　　　　　28以上　　　　　　開催困難　　　
　　　　　22~~28未満　　　　厳重警戒
　　　　　18~~22未満　　　　要警戒
　　　　　18未満　　　　　　低リスク
（注）国際マラソン医学協会の基準に準拠

・東京五輪はマラソンと競歩が札幌開催となった
　が、17~~19年の8月平均は東京で29を超え、札幌
　は大幅に下回っていた。
・この基準に照らすと、8月開催が難しくなる都市
　は全体の63%の122都市に達した。
・今後は成長著しい新興国での開催が期待されるが
　温暖化の壁が立ちはだかる。
　招致に熱心な東南アジアはマレーシアのクアラル
　ンプール、インドネシアのバンドンなどが消え、
　開催に適した都市がゼロになる。
・ソウル・平壌、アゼルジャンのバクーも消える。

◎　2050年までに夏の五輪開催が困難になる見通し
　　の主な都市

　クアラルンプール、バクー、東京、ロサンゼルス
　平壌、青島、仙台、ニューヨーク、ソウル、
　成都、シカゴ、アテネ

（ちょっと、余計な話ですが、なんで敢えて仙台が
　入ってるんでしょう？
　あ、そっか。仙台のような緯度の地区でもダメと
　いうことですね）

・競技時間を早朝や夜にする対策も限界がある。
・19年9月のドーハ世界陸上では深夜に女子マラソ
　ンを強行したが、暑さによる棄権が続出した。
・適地が多い欧米でも、過大な債務負担を嫌う住民
　の反対運動で立候補を取り消す都市が増え続ける
・スポーツ医学の専門家、中京大の松本孝朗教授は
　「真夏に限った開催は無理がある」と語る。

◎　米の放映権問題

・IOCは「時期は柔軟に考えたい」とするが、収入
　の3分の1以上を頼る北米の放映権問題がある。
・米放送大手NBCが米国の権利を独占し、14~32年
　で計120億ドル（約1兆3千億円）を越す契約を結
　ぶ。
・「常に視聴者の最大化を目指す」
　グループ幹部のクリス・マクロスキー氏は7~8月
　開催が望ましいとの考えをにじませる。
　9月以降に人気スポーツのシーズンが始まるから
　だ。

・IOCは開催都市や時期を柔軟に決められるように
　するために、収益構造を多角化する必要がある。
　米放送局1社の思惑に左右されないために。

・人類は五輪を通じ、肉体や精神の限界を乗り越
　える姿を見せてきた。
　地球温暖化という新たな難敵を攻略するには、
　経験にとらわれず、新しい運営の在り方を探る
　必要がある。

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  南海トラフ津波確率公表

　「3メートル以上」71自治体で26%以上

・政府の地震調査委員会が、将来の発生が懸念され
　る南海トラフ地震で西日本から東日本の各地を襲
　津波の確率を公表した。
・津波の高さを「3メートル以上」「5メートル以上
　」「10メートル以上」に分けて確率を求めた。
・確率は「6%未満（注意の必要がある）
　　　　「6%以上26%未満（リスクが高い）
　　　　「26%以上（リスクが非常に高い）
　の3段階で示した。
・全体の2割にあたる71の自治体で、3メートル以上
　の津波の確率が26%以上だった。
　30年以内に交通事故でけがをする確率の15%より
　も高い。
・南海トラフ地震については、マグニチュード（M）
　9.1級の地震で最大約34メートルの津波がくると
　内閣府が2912年に推計している。
・今回は最大級の地震は除き、M8~~M9クラスを想定
　した。
・最大想定ではなく、高い確率で起こる津波を明ら
　かにした点で、従来の津波評価とは異なる。

◎　最大想定より発生確率に軸足
　（最大想定の津波を防ぐ防潮堤の完成には、莫大
　　な時間と費用がかかる。確率がわかれば、整備
　　の優先順位を決めやすい）

・過去の地震
　仁和地震（887年）
　https://1lejend.com/c/EOOZ/lyNt/VZ3Wz/
　明応地震（1498年）
　https://1lejend.com/c/EOO2/lyNt/VZ3Wz/
　宝永地震（1707年）
　https://1lejend.com/c/EOOx/lyNt/VZ3Wz/
　安政南海・東海地震（1854年）
　https://1lejend.com/c/EOOf/lyNt/VZ3Wz/
　https://1lejend.com/c/EOOm/lyNt/VZ3Wz/

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私が大学生の頃、あっさり言うとヨンジュウシゴネ
ンマエのことになってしまいます。

東京に住んでましたが、駅前で売ってるスポーツ
新聞の大見出しに「30年以内に関東大地震の確率
70%・・・・・」とかなんとかあったのが印象的
で、なんとなく今でも記憶に残ってます。

もちろん、地震はないに越したことはないのです
が、関東以外で、阪神、中越、東北、熊本他で大
地震がありました。

上記の歴史からすれば、関東、東海、南海地震は
必ず起こるのでしょう。

仁和、明応、宝永の時代はどうだったのか。
安政の時代はどうだったのか。
現在の方が、より厳しい現実が待ってるのか。

想像するだけで気が重くなります。

防災にもっとカネをかけなきゃ・・・・・
そんな評論家みたいなことしか言えない現実が
あるのみです。

五輪については、まずは開催季節を秋にずらすこと
を真剣に考えるべきと個人的に思いますが、
「儲け第一主義」の下に判断を変えるには、当事者
が相当な災難に合わない限り難しいことしょう。

「米放送大手NBCが米国の権利を独占し、14~32年
　で計120億ドル（約1兆3千億円）を越す契約を
　結ぶ」

ここですね。ココをぶち壊さない限り、どうにも
ならないのでしょうね。

五輪自体がなくなれば、その儲けを得る可能性が
無くなるわけですから、案外、簡単に変わる可能性
もあったりして　（笑）
本質は単純な問題かもしれません。

AIによるイノベーションの進展と、益々厳しさが予
想される地球環境の悪化。

これに政治的緊張も増していけば、、案外、早い内
に、某映画や小説のような世界が訪れるのでしょう
か。

もっと明るい未来を考えたいものです。

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暢気に原稿を仕込んでいたのはつい先日のことなの
ですが世の中の変化は激しい（汗）
新型コロナウイルスで遂にパンデミック宣言がなさ
れている今現在、果たして東京オリンピックが本当
に開催されるのかどうか。

私は「延期で年内開催』と予想している昨今です。
ついでに、マラソンは再び札幌から東京に戻る。

そんな暢気なこと言ってる場合じゃないだろ・・・
と、自分で自分を叱っておりますが、冷静に考えて
これで人類が滅ぶほどの問題ではないし（感染者の
8割は無症状か軽症、中国は現時点で乗り切ったと
宣言‥ウソッポイがピークは確かに越したのでし
ょう。北京の駅は超混とか・・、欧米が今現在、
真っ青な状態。それでも少し騒ぎ過ぎじゃないのか

とにかく、早く平穏な世の中に戻ってほしい

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福島さんは、50年後、100年後、もっと先
の未来を考えた時、「今よりよくなる」と楽観的
に考えることができるでしょうか。

明るい未来もあり得るが、そうでない未来もある。
どうなるか全く分からない。
        （ﾄﾞｯﾁﾆｾﾖ ｲｷ ﾃ ﾅｲ ｼ )
という煮え切らない想いが私の正直な気持ちです。

それでも、2050年の世界は体験します（笑）

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

福島さんの幸運な日々を祈念します。

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