【アモリ通信225:毒をためない体】  20190821

福島清隆 さん

こんにちは。

キャッシュフローコーチ &
   リスクマネージャーの福島清隆です。
本日のテーマは「毒をためない体」です。
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 一生、毒をためない体のつくり方
  9割の病気は「これで防げる」!
 医学博士  岡本 裕
 知的生きかた文庫  三笠書房 ¥571+税
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今回は「健康路線」です。
アモリ通信の約10回に1回は「健康路線」にしよう
と決めていましたが、少し間が空いてしまいました
早速始めます

岡本裕 (おかもと・ゆたか)
1957年大阪市生まれ。「e-クリニック」医師、医学
博士。大阪大学医学部、同大学院卒業。大学病院、
市中病院、大阪大学細胞工学センター(現、大阪大
学大学院生命機能研究科)にて主に悪性腫瘍(がん
)の臨床、研究に携わった後、従来の医療・医学の
考え方と手法に限界を感じて臨床医を辞める。
1995年、阪神淡路大震災を一つのきっかけに「21世
紀の医療・医学を考える会」を仲間と共に発足させ
、2001年には、本音で答えるウェブサイト「e-クリ
ニック」をスタート。
現在は、がん患者はもちろんのこと、すべての人を
対象に情報発信を行っている (以下略)
  www.e-clinic21.or.jp
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「健康路線」をテーマにすると、結局のところ、
「この本を購入して、精読してください」と言いた
くなるのですが、それでは何の為のアモリ通信だと
お叱りを受けそうなので、気持を改めて、一部を選
択して、ご紹介させていただきます(^^♪
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〇 はじめに
・私たちの日常にはさまざまの「毒」がある。
・日々の食生活や生活習慣にも「病気になりやすい
 体」を招く「毒」がある。
・それらに対抗するには、とにかく「健康度を高め
 る」習慣をつけること。
・「放射線」は、近ごろではとみに忌み嫌われてい
 るが、使い方によっては人の命を救うことに役立
 つことはまぎれもない事実である。
 その限りでは、放射線は体の「薬」になる。
・ストレスも総じて「体の毒」と考えられるが、ス
 トレスという「刺激」がないとそれはそれで健康
 障害に繋がることがある。
 要はストレスとリラックスのバランスである。
・健康のために大切なのは、「毒になる境界線」
 「薬になる境界線」を知り、その知恵を日常生活
 に取り入れること。
・体を自然な状態に戻すことで「健康度の高い、強
 い体」をつくり、体内の毒が自ずと弱まるように
 導いていくための知恵をお伝えする。
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1章
  毒をためない体は、「一生、元気で健康な体」
〇 元気で長生きする法ー「自然のリズム」にのる
・体調が崩れるときというのは、たいてい少し無理
 をして、自然の流れに逆らってしまった時が多い
  逆に、自然の流れにのって、あまり無理をしな
 い生活をしているときは、体調が崩れることは少
 ない。
・がん患者さんを見ていても、崩れていた生活のリ
 ズムを元に戻すだけでもリンパ球の値がグンと上
 昇することが確認されている。
・シフトワーク(日勤・夜勤などで勤務時間が不規
 則)の労働者では乳がんなどの発がんリスクが
 1.5倍、前立腺では約3倍も高まることが報告され
 ている。
・私たちの細胞は常に細胞分裂をして入れ替わって
 いる。
 分裂する前にDNAが複製されるのだが、このとき
 DNAを守っているプロテクターがはずれ、非常に
 無防備になっている。
 この危うい状態のとき紫外線を浴びると、細胞が
 がん化する恐れがある。
 したがって、DNAの複製を行うのは基本的に光の
 当たらない夜間に、そしてそのあと細胞が分裂
 するのは広間にと生体のリズムが組み込まれてい
 る。つまり24時間の周囲で最も安全なタイミング
 で細胞が複製されるようにできている。
 これが「自然の流れ」である。
 自然のリズム--> 細胞は「夜」につくられる 
2章 免疫力を高める「食べ物。食べ方」
〇 一生「血液がサラサラの体」のつくり方
・なぜ肉や牛乳がからだによくないか
・肉の脂身は「飽和脂肪酸」であり、融点(溶けは
 じめる温度)が高い、つまり常温で固体の状態。
 この種の油は体内でもかたまりやすく、また溜ま
 りやすいため、日常的に食べていると血液がドロ
 ドロになったり、動脈硬化が起こりやすくなった
 りする。
 肉の赤身には大量の鉄分が含まれている。
 鉄分は成長期の若者にはいいが、成長が終わった
 者にはやっかいなものである。
 鉄は非常に不安定な原子で活性化しやすく、過剰
 にあると、まわりの組織の原子や分子を攻撃して
 電子を奪い、ついには組織を壊してしまう。
 長じてからはあまり鉄を取らない方がいい。
 女性の平均寿命が男性より8年も長いのも、一つ
 には、女性が月経で血液を出すことで、定期的に
 鉄を排出しているからだと考えられる。
 つまり肉は、たまになら食べてもいい「嗜好品」
 である。
 次は牛乳。
 牛乳にたくさん含まれる、インスリン様成長因子
 1(IGF-1)という名のホルモンが、体に悪影響を
 及ぼすことがよく分かってきている。
 そもそもインスリンには、細胞分裂を促進する作
 用がある。
 成長期の子どもにはいいが、思春期を過ぎたあた
 りから、それほど必要でなくなっていく。
 そして大人の体になると、これがマイナスに働き
 やすくなる。
 細胞分裂を促進するということは、健康に望まし
 くない細胞、たとえばがん細胞などの分裂をも
 促進してしまうことである。
 牛乳に含まれるインスリン様成長因子1にも、
 これとまったく同様の作用がある。
 したがって、牛乳も積極的にとる理由はあまりな
 く、むしろ、できたら避けた方がいい。
 肉と同じく「嗜好品」と考えた方がいい。
 ちなみに、骨粗しょう症の予防のために牛乳をと
 りましょうというのは、とうの昔の迷信である。
 牛乳を飲むくらいなら、ひじきや大豆税品を食べ
 た方が、よほど効果がある。

3章 
 「活性酸素」を減らせば、あなたの体は若返る!
〇老化・満生病の元凶「活性酸素」という毒
・この活性酸素こそが、さまざまな慢性病や老化の
 ひとつの大きな原因
・活性酸素がDNA(遺伝子)を潰してしまう。
 病気は、こういうところから始まり、進行する。
・酸素はまず「毒」として地球上にデビューした。
・20億年ほど前に酸素の破壊力(エネルギー)を
 買って、積極的に有効利用しようという果敢な
 生命体が現れた。
・その生命体は、酸素の悪影響を中和する装置を
 しつらえたうえで、酸素の破壊力をエネルギー
 として利用することを始めた。
・その後、二つの生命体が共生を始める。
・彼らはDNAを一つにまとめ、一方はDNAを酸素から
 守るために、周りに防御壁(核膜)をこしらえる
 ように進化していった。
・もう一方の生命体は、酸素とブドウ糖からエネル
 ギーをつくることに特化してきた。
 これはミトコンドリアと呼ばれている。
・このようにして、今まで細胞が一つだけの生命体
 であったものが、共生と分業という画期的なわざ
 を獲得することによって、数多くの細胞が合体し
 て一つの生命体をつくることができるようになっ
 た。
・私やみなさんが今ここで生きているのも、私たち
 の遠い遠い祖先が、猛毒である酸素を上手くてな
 づけ、その強力な酸化エネルギーを活用すること
 に成功したからにほかならない。
・とはいえ、ミトコンドリアが酸素を代謝し、エネ
 ルギーを得る際の副産物として、活性酸素が生じ
 ることは避けられなかった。
・その毒性を中和させる細胞の処理能力には限界が
 ある。
・その限界を超えれば、やはり酸素は毒となり、周
 囲の細胞に危害を与え、さまざまな病気につなが
 っていく。
・となると、病気を寄せ付けない生活の条件が見え
 てくる。
・すなわち、活性酸素を減らすような生活をするこ
 とが、毒に負けない、丈夫な体をつくるための
 一つの指導と言える。
〇「3割の節食」で寿命は確実に、一気に伸びる!
〇体内のムダ細胞を「がん化させない」ために
〇画期的な生命体「体内のミトコンドリア」
 を増やす
〇「生命力」を高める二つの方法ーーー
          温冷欲・飢餓刺激
〇「食べ過ぎない」が老けない体の基本
〇「重要な栄養素・ファイトケミカル」の摂取法

4章 
 「医者・薬に頼らない生き方」は、
           どうすればできる?
〇今日からできる「薬がいらない体のつくり方」
・病院やクリニックで処方され、薬局で出してもら
 うあの薬です。(西洋薬のこと)
・薬は健康にいいものとは、とても言えないものな
 のです。
〇「薬を使っていい場合」とは?
・期間限定で飲み、そして望む効果を得たらすみや
 かに服用を停止します。
・毒も薬も表裏一体、つまり、「薬毒同源」と言え
 ます。「さじ加減」で有益にもなれば有害にもな
 ということです。
・アトピー性皮膚炎などに治療薬としては、このと
 ころずいぶん悪評ばかりが目立ちますが、急性ア
 レルギー症状を起こした場合、ステロイド剤は命
 の恩人となります。ぜんそくの発作などでも、
 同様です。
〇「薬害」から我が身を守る法
・薬害はけっして過去の話ではなく、繰り返し起き
 ているのです。
・本当にいい医者とは、極力、薬を出さず治そうと
 する医者です。
〇 薬食同源ーー「食べることが薬」という考え方
・西洋薬と根本的に成り立ちが違う薬というものが
 あります。いわゆる漢方薬や中医薬というもので
 す。
・もともとは食と薬は同じものだったといえるでし
 ょう。
・もともと薬とは、食事の延長にある自然な植物(
 生薬)を指し、できるだけ副作用が出ないように
 工夫しながら、体調のゆがみを是正していくもの
 だったのです。
 少し時間をかけながら体を元の元気な状態に戻し
 てやるというのが、病気の治療ということになり
 ます。
〇「薬が効いた=病気が治る」などと考えない
・西洋薬は、体を元に戻す作用があるわけではなく
 症状を抑えるという作用を発揮するだけです。
 つまり根本的に体を治すわけではないということ
 なのですが、そこが中医薬や漢方薬と根本的に異
 ところです。
・西洋薬は、痛みを感じなくなったからといって、
 「治った」わけではないということなのです。
・症状が一時的に消えることを「薬を飲めば治る」
 と勘違いしたまま、薬という不自然なものを常用
 することで無自覚のまま体本来の力を奪い、結果
 的に体をむしばむことになるのです。
〇アスピリンは「常用などもってのほかの薬」?
〇「放射線」を、どう考えたらいいか
〇抗生物質は基本的に「毒」と思う
〇健康度を上げる「サプリメント」とは?
〇元気に長生きするために必要な「栄養素の量」は
〇疲労感・めまい感・・・
       「体の声」にもっと耳を傾けよう
〇手足の冷えは「自律神経の乱れ」のサイン
〇自己診断の「4週間ルール」を覚えておこう
5章 
  しつこい不安・怒りを消す「心の健康法」
〇不安・怒りは「寿命を縮める」だけ。だから消す
・元気で長生きをしたいのなら、できるだけ不安や
 怒りの感情は持たないようにしたほうがいい。
・私自身は西洋医学を修めた医師です。しかし、精
 神も肉体もすべてひっくるめて病気というものに
 向き合い、根治させるというスタンスを持つ中医
 学の知恵は、積極的に取り入れるべきだと考えて
 います。
・答えの出ないことは考えない。
〇「怒り=相手を変えたいという感情」の捨て方
・相手を変えることはむずかしいのが相場です。
・不安や怒りといった悪感情をコントロールする
 ことに成功した人たちの多くが、目に見えて直り
 が早いようでした。
〇「ねばならない」という気持ちを上手に手放す
・私は、みなさんに、断然「WANT人間」になる
 ことをおすすめしたい。
・私は4000人以上の患者さんと接してきましたが
 大半が「MUST人間」でした。そのなかで、がん
 から生還した人たち(がんサバイバー)の多くは
 「WANT人間」だったのです。
・MUSTからWANTへの人間的変化がなければ、おそら
 く、彼らはそこまでみごとに生還はできなかった
 だろう。
 がんサバイバーの彼らは。MUST人間からWANT人間
 に脱皮することに、成功した人たちなのです。
〇あなたは「MUST人間」?「WANT人間」?
〇不安を消したら、「がんが劇的によくなった」
〇心の健康法ーー
     もっと「自分のために」生きてみる
〇ストレスに「負けない心」より「ためない心」
 がいい
〇一生「毒をためない」心もつくろう
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力が入ってくると、ついつい全部書きたくなって、
長くなってしまいます (苦笑)
結局、本書を読んで私が一番印象に残ることは
〇「薬を使っていい場合」とは?
・期間限定で飲み、そして望む効果を得たらすみや
 かに服用を停止します。
という部分です。

前立腺肥大の私は、PSA血液検査を10年近く前から
定期的に実施し、医者から進められる薬を「素直に
」服用してきました。
今はまだがんではありませんが、80歳後半にはそれ
が発見されてもしかたないかと、勝手に決めていま
す (苦笑) そしてそれを乗り越えます!
101歳ピンピンコロリを確実に完遂するのです(^^♪
ちなみに両親の享年は95歳と94歳です。

しかし最近大いに反省しておりまして、ちょっと
ヒネクレ者のワタシが、医者が進める薬をスナオに
長期服用していて、かなりアホだったなと。
「素直が一番」といいますが、いいえ違います。
病院を選ぶ、医者を選ぶ、薬を選ぶ場合は、慎重に
考えるべきです。
安易に薬を出して、長期に服用することに何ら躊躇
いを示さないような、病院や医師に対しては、冷静
な評価で臨むべきだと私は思います。
「この病院、この医者に自分の健康、自分の命を託
してもいいのか」と。
「この薬を長期間飲み続けるリスクは何ですか?」
この質問に答えられずに、何の迷いもなく薬を出し
続ける医者には注意すべきです。
私はそのように、エラソウにアドバイスさせていた
だきます(^^♪。
ちょっと昼も夜も頻尿の症状が進み、薬ではなく、
自然治癒力を高める方法で現在、タタカッテます。
                (苦笑&汗)
病院や医者によっては、患者の健康より、病院経営
を優先している現実が確実にあると私は断言します
「薬には副作用がある」という現実を気にせず、薬
を積極的に処方する医者や病院が多すぎるのではな
いでしょうか。
医者自身の総てに原因がある訳でもなく、そういう
システムの元で働いているという事情もあろうかと
思います。
本書の筆者のようなドクターはまだまだ、少数派に
違いないでしょうが、病院に行って、素直に医者の
言うとおりにするかどうか、無知な自分としては
どうしようもないかもしれませんが、長く続く自分
の「持病?・症状」なら、慎重に病院や医者を見極
めるべきだと私は確信しています。

福島さんは「薬は毒である」という考え方を
どう思われますか。
また、現在、長期服用している薬がありますか。
もしそうであれば、その薬で体調がいいと言い切る
自信がおありですか?
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

福島さんの幸運な日々を祈念します。
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