【アモリ通信222:MaaS】  20190731

福島清隆 さん

こんにちは。

キャッシュフローコーチ &
   リスクマネージャーの福島清隆です。
本日のテーマは「MaaS」です。
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 移動革命
 MaaS   世界が狙う新市場
 NIKKEI BUSINESS  2019.04.29
        ( P26 ~~ P47 )
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「MaaS」ってなんだ? また横文字か!
横文字の好きなヤツだ。
という訳ではありませんが(チョットハ アタッテル カモ )
なにやら初めて聴くような?、あるいは最近よく見
かけるような「文字」に接すると、とりあえず基本
的なことくらいは知っておこうかという「気分」に
はなります。

で、今回は、勢い?で「MaaS」なるものを取り上げ
ることにしました。
日経ビジネス 4月29日号からの特集です。
量が多いので、今回は「pdf配付版」を作成しまし
た。
コメントを下さるか、「pdf希望」とだけ書いて返
信していただければ原本のpdfを送信させていただ
きます。  9910KBあります。
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Maasとは英語のモビリティー・アズ・ア・サービス
の頭文字を取ったもので、マースと読む。
クルマや鉄道、バス、タクシーなど多様な交通手段
を連携させて移動の利便性を高めるサービスを意味
し、世界で起こりつつある「移動革命」の代名詞と
いえる。
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PART1  動き出す移動革命
    トヨタ・ソフトバンクが鳴らす号砲
PART2  MaaS先進地ルポ
    世界は動き出した
データで読み解くMaaS
PART3  MaaSビジネス因数分解
    チャンスはここにある
PART4  本当に普及するの?
    日本だから克服すべき課題
編集者インタビュー
モネ・テクノロジーズ社長 宮川潤一 氏
Googleには搾取させない
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〇 データで読み解くMaaS
*市場規模は2025年までに約10倍に
アイルランド調査会社リサーチ・アンド・マーケッ
ツは世界のMaaS市場が、2017年の387億6000万ドル
(約4兆2600億円)から25年には3583億5000万ドル
と、ざっと10倍に膨らむと予想する。
急速な都市化で交通網が逼迫する中、中国やマレー
シアといったアジア圏などでニーズが高まる。
新たなサービスは先進国から根づくわけではない。
そんなことを、MaaSは示すことになるかもしれな
い。
*世界の自動車産業の「利益の源泉」が変わる
2017年 3770億ドル
従来型サプライヤー     14%
新車販売          41%
アフターサービス      16%
金融            11%
保険            13%
技術系サプライヤー      4%
コネクテッドサービス     1%

2030年 6370億ドル
従来型サプライヤー      5%
新車販売          26%
アフターサービス      10%
金融             9%
保険             8%
技術系サプライヤー      9%
コネクテッドサービス     4%
MaaS                        30%

*先進国では自動車保有台数の減少が見込まれる
PwCコンサルティングによると、米国と欧州の自
動車総保有台数は2025年以降、減少する見通し。
「少子高齢化でそもそも新車市場の縮小が予想
される日本では欧米以上に落ち込む可能性があ
る」 (同社北川友彦ディレクター)
一方で、自動車の普及率が先進国に比べて低い
新興国では保有台数は伸び続けると予測される
中国の30年の総保有台数は3億300万台と18年
の1.6倍に増えるとみる。

*自動運転車の普及で渋滞を招く恐れも
自動運転の乗り合いタクシーやミニバスが普及
し、いくら人々の移動ニーズを満たしたとして
も、市街地では渋滞は避けられない。
平均移動時間が郊外では今より1割余り短縮す
るものの、市街地では5.5%増えるとの結果が出
た。(米ボストン・コンサルティンググループ)
MaaS本来の持ち味である移動の効率化を実現する
には、自動運転タクシーなど、MaaSを支える自動
車の専用道路の指定など、行政側にも工夫が必要
になりそうだ。
〇 PART4  日本だから克服すべき課題
国内外で活発になるMaaSへの取り組みだが、日本
の出遅れ感は否めない。
世界と戦うには、少なくとも克服すべき課題が3
つある。
*1つ目
日本は旗を振る存在がいない。東京大学の須田義大
教授は「大所高所からの議論が必要だ」と指摘する
 これが日本がMaaSを普及させる上での1つ目の
克服すべき課題だ。
国土交通省と経済産業省の求める社会の方向性が
そもそも違う。
国土交通省はマイカーに頼らない街づくりの手段と
してMaaSに着目している。
経済産業省は、基幹産業である自動車産業の基盤
強化に主眼を置きがちだ。
*2つ目
相乗りサービスで急成長を遂げる米ウーパー・テク
ノロジーズや米リフトが赤字経営を強いられている
 MaaSにつながるビジネスで稼ぐのは難しい。
「当面はサービスサイドは赤字を垂れ流すことにな
る。競争でプレーヤーが集約し、残ったところが
利益を上げるようになるだろう」
        (PwCコンサルティング)
MaaSを手掛ける企業には、まずそうした難しい競争
の中で勝ち抜く覚悟が求められることになる。

*3つ目
一人ひとりに問われる課題
MaaSは新しいテクノロジーを使った壮大な社会実験
でもある。
例えば、人やクルマの動きをとらえるために街中に
画像認識用のカメラが設置される。
高度なサービスにつなげるために、一人ひとりの
行動データを記録することをどこまで享受できるか
あるいは完全自動車運転車に乗ってるときに人身事
故を起こしたらどう感じるか。
日本社会は新しいテクノロジーがもたらす問題に目
を避けがちだ。新たな問題が出てくるなら、新しい
テクノロジーを受け入れなくてもいい。
そんな発想になっていないか。
MaaSの普及は、私たち一人ひとりのテクノロジーに
対する受け止め方が大きく左右することになる。
〇 Googleには搾取させない
編集者インタビュー
モネ・テクノロジーズ社長 宮川潤一 氏
・スマホの世界は、iPhoneを売っているアップルと
 OS(基本ソフト)「Android」の開発元である米
 グーグルに牛耳られているのが実態です。
・スマホアプリで稼ぎたければ事実上、アップル
 のアプリ配信サイト「アップルストアー」かグ
 -グルの「グーグルプレイ」を経由して売らざる
 を得ない。
・しかもアプリの売上のうち最大3割程度を自動的
 に徴収される仕組みです。 
・MaaSの時代には、MaaSに対応した便利なアプリ
 ケーションが多く流通するようになるでしょう。
・でもその時、再びグーグルのような海外勢にプラ
 ットフォームを握られて”みかじめ料”を支払わ
 事態になるかもしれません。
・それよりも日本発でMaaSのプラットフォームを
 作り上げ、日本から世界を目指すべきではないか
  そう考えて、自動車メーカーはもちろん様々な
 業界に働きかけて、”日本連合”を拡大すること
 にしたのです。
・Androidスマホの場合は端末をメーカーが作って
 いて、中身はグーグルが開発したOSやアプリ販売
 サイトなどのソフトウェアを載せています。
・クルマの場合も車両や自動運転用ソフトなどは、
 おのおのの自動車メーカーが作ることになるでし
 ょう。
・一方でクルマと利用者をつなぐユーザーインター
 フェース(UI)については、バラバラに開発するの
 ではなく、日本連合で統一したいと考えています
・それが、我々が考えているプラットフォームの
 イメージの一つです。
          (以下 略)
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「MaaSって」なんだ?  というレベルから・・・

Maasとは英語のモビリティー・アズ・ア・サービス
の頭文字を取ったもので、マースと読む。

世界のMaaS市場が、2017年の387億6000万ドル
(約4兆2600億円)から25年には3583億5000万ドル
と、ざっと10倍に膨らむと予想する。

*世界の自動車産業の「利益の源泉」が変わる
2017年  MaaS         0% 
2030年  MaaS        30%

日本だから克服すべき課題
1つ目
日本は旗を振る存在がいない。
2つ目
MaaSにつながるビジネスで稼ぐのは難しい。
3つ目
MaaSの普及は、私たち一人ひとりのテクノロジー
に対する受け止め方が大きく左右することになる

Googleには搾取させない
クルマと利用者をつなぐユーザーインターフェー
ス(UI)については、バラバラに開発するのではな
く、日本連合で統一したいと考えています
それが、我々が考えているプラットフォームの
イメージの一つです。
ざっと、そんなことが理解できました。
(チョット ダケ  マタ カシコク ナッタ  カモ  カモ  カモ?)
詳しくは原本を読めば更に理解が進みます。

30年前と現在を比較した時、コンピューターとい
うか、ITに関わる分野は明らかに長足の進歩を果
たしてきたし、これからも更に発展していくと思
います。
30年以上前のワープロ:オアシスと今のi-phone
ではえらい違いです。
しかしながら、クルマに関してはどうでしょうか
個人的な感覚で言うと、昔は高速道路での運転速
度が105キロを越すと、ピーピーと警告音が鳴っ
て煩かったものです。
しかし、今では相当にスピードを上げても警告音
を聴くなどということはなくなりました。
クルマの変化といったらそれくらいか?
あっそうだ、エアコンの常備、窓の自動、オート
ロックあたりもそうか。
しかし、車が大胆に変わったとは思えない。
これからの30年は、クルマそのものが自動運転他
で、大胆に変わっていくのでしょうか。
きっとそんな気がします。
どんな変化を遂げるのか?
あと30年+αは、爺さん、くたばらんぞぉ(^^♪
ま、しかし、車の運転は80歳までと決めてます。

福島さんは「MaaS」についてご存知でした
でしょうか。
また、いつ頃から具体的に我々の生活に身近にな
ってくると思われるでしょうか?

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

福島さんの幸運な日々を祈念します。

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