【アモリ通信220:お産改革!】  20190717

福島清隆 さん

こんにちは。

キャッシュフローコーチ &
   リスクマネージャーの福島清隆です。
本日のテーマは「お産改革!」です。
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   妊婦と赤ちゃんに学んだ
   冷え性と熱中症の科学
 医学博士  久保田史郎
       日本産科婦人科学会専門医
       麻酔科標榜医
 発達障害・SIDSは防げる!
 日本のお産の常識が生まれ変わる時
 東京図書出版  ¥1600 +税
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某組織の例会の講師として知った久保田医師の話。

私自身は・・・
「赤ちゃんなんてほっときゃ育つ」などと言おう
ものなら、バッシング間違いなしのご時世。
もちろん、そういう見解がケシカランのは間違い
ないのですが、かってお産にも育児にもほぼ関与
していなかった自分を深く深く反省し、爺様とな
った現在、まだまだ新たに誕生するであろう孫が
健康に生まれ育つことを願って、本テーマを取り
上げます。

基本的に本書は医学書です。
全体を詳細に纏めることは現実的ではありません
今回は、赤ちゃんが生まれてからの数日間、どう
あるべきか。
そこに焦点を当てて、主な部分を抜粋します。
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推薦の言葉  
反骨の産科医が語るお産の真実!
  (前略)  (中略)
今の産科の世界では、「排他的母乳主義=赤ちゃん
には母乳以外のものは水一滴与えてはならない」と
カンガルーもびっくりの「カンガルーケア=産湯や
保育器は悪である」という考え方に反対する者は迫
害され締め出される。久保田は先人の知恵「産湯」
や「乳母」には予防医学としての役割があるという
 赤ちゃんにも『予防医学の恩恵を!』と説く久保
田は、脅威的に増加する発達障害、それにともなう
児童虐待、医療的ケア児の増加に対しても大胆かつ
説得力に富む仮説を提唱する。
 読者は、圧倒的主流派に屹然として立ち向かう産
科医久保田史郎の雄叫びを聞くであろう。
      医学博士  仲井宏充
        (元) 佐賀県伊万里保健所長
        (現) 悠悠クリニック院長
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P85のほぼ総てと、P86の一部を転載
(3)日本の赤ちゃんは「寒さ」と「飢え」の犠牲に
日本の寒い分娩室(平均25度C)に生まれてきた赤
ちゃん、完全母乳を積極的に行う分娩施設で生まれ
た赤ちゃんは、出生初日から「寒さ」と「飢え」と
という一種の虐待に遭っています。
 わが国で発達障害が驚異的に増えた理由は、生後
間もない赤ちゃんにとって最も危険な「寒さ」と
「飢え」の予防を怠ったからと考えられます。
発達障害児の驚異的な増加、そしてカンガルーケア
ー中心の心肺停止事故(医療的ケア児の増加)は、
出生直後の寒冷刺激(胎内38度Cと胎外25度Cの
環境温度差)と生後数日間の飢餓(著しい体重減少
)を予防しなかった病院側の新生児管理に落ち度が
あったと考えざるを得ません。
 当院では1983年の開業以来、発達障害の危険因子
である新生児低血糖症・重症黄疸・高Na血症性脱水
症・頭蓋内出血を防ぐことを目的に、生後2時間の
保温(保育器内収容)と生後1時間目からの超早期
混合栄養法を積極的に行ってきました。
 私は、出生直後の赤ちゃんの「低体温症」と生後
3日間の「飢餓」が、低血糖症・重症黄疸の赤ちゃ
んを増やすと、1983年の開業当初から予測していま
した。
現代産科学は発達障害児が増え続けているにもかか
わらず、いまだに出生直後からカンガルーケアと完
全母乳哺育を止めようとしません。
 国は現代産科学(ガイドライン)の間違いを根本
的に見直さなければ、発達障害防止策で最も有効な
手段は、冷え性の原因となる出生直後からの寒い部
屋(分娩室・母子同室)でのカンガルーケアーと、
母乳が出ていない生後3日間の完全母乳哺育を中止
させることです。
 国民や報道は、助産婦の口癖である、赤ちゃんは
「3日分の水筒と弁当を持って生まれてくる」の言葉
に翻弄されています。
 赤ちゃんは、この科学的根拠のない無責任な言葉の
犠牲に遭っているのです。

■ 発達障害は先天的な遺伝性疾患ではない
2016年4月、出生直後からのカンガルーケアと完全
母乳を積極的に行っているA医院(福岡市)で生ま
れた子どもさんに発達障害児が集中しているという
情報提供がA医院に通院中の妊婦B子さんからあり
ました。
 B子さんはご主人(外科医)に相談され、A医院
から当院に転院されました。
 発達障害が先天性の脳障害(遺伝性疾患)である
ならばA医院に集中し、当院に少ないはずがありま
せん。
 A医院はカンガルーケアと完全母乳を積極的に行う
病院です。
 A医院に発達障害が集中しているとのB子さんから
の情報は、福岡市医師会、福岡市、福岡県に2016年
10月に報告しています。

 巷には、発達障害の原因は「先天的な脳障害」・
「ワクチン説」・「愛情不足」・「育て方」・
「低出生体重児の増加」・「高齢出産の増加」・
「教育現場の問題」など、的外れの情報ばかりが
目立ちますが、それらの説には科学的根拠がありま
せん。
 私は、新生児の体温と栄養に関する研究から、
出生直後の低温環境(冷え性)と母乳の出が悪い
生後数日間の飢餓(低栄養+脱水)が原因不明の
脳障害(発達障害)の元凶と考えています。
 私が、発達障害は先天的な脳障害ではないと考え
た理由について、その根拠を以下に述べます。
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肝心な部分を抜粋しました。
専門的な説明であるため、分かったようなそうでな
いような・・・
いずれにせよ、発達障害は「先天的な脳障害」を予
見させる項目は何一つありません、とのこと。

「お産」や「育児」については、オトコは全く無力
否、今の若い世代では決してそうではないようで、
旦那様もしっかり育児に関わるのが当然のようです
「何を今更・・・」と家人からは睨まれ呆れられて
おりますが、爺になって初めて、育児の大変さに気
づくここ数年。
その前の「お産」にこれほど重要で気を付けなけれ
ばならないことがあることを初めて知った自分の
無知に愕然としてます。
個人的に、まだまだ孫が何人かできる予定です。
これは、家人と娘(たち)に強制的に読ませなけれ
ば、と、爺さんは嫌われることを厭わず心に堅く誓
っているのであります (汗)
は、ともかくとしても、これから子供を産む予定の
女性に限らず、その関係者すべての人が一度は知っ
てほしい久保田氏の理論と実績です。
本書を読む暇がない人でも、せめてこのブログを
一度読んでみる価値はあるのではないでしょうか。

 実際問題として、多くの妊婦の方々やその母親の
皆様は、カンガルーケアーや完全母乳なるお産のあ
り方をどのように考えているのでしょう?
そこにリスクがあることを認識されておられるので
しょうか

今回は、男性に質問しても無駄というか無理がある
と思います。
女性読者で答えていただける方がいらしたら・・・

福島さんは、
「出生直後の低温環境(冷え性)と母乳の出が悪い
生後数日間の飢餓(低栄養+脱水)が原因不明の
脳障害(発達障害)の元凶と考えています。」
そして、久保田医師の医院では
「生後2時間の保温(保育器内収容)と生後1時間
目からの超早期混合栄養法を積極的に行ってきま
した。」
という考え方をどう思われますか?

ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

福島さんの幸運な日々を祈念します。

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