【アモリ通信215:永守重信 PART1】   20190612


福島清隆 さん

こんにちは。

キャッシュフローコーチ &
   リスクマネージャーの福島清隆です。
本日のテーマは「永守重信 PART1」です.
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 日本電産 永守重信が社員に言い続けた
 仕事の勝ち方
   田村賢司  日経BP社  ¥1500+税

 門外不出の名言録を初公開!
 入社1年目から幹部まで
 「部下の耳にタコができて、そのタコに
  またタコができるくらいまで、私は
  言い続けた」
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永守重信氏については、既に過去のアモリ通信で
取り上げました。

【アモリ通信112:社長からのFAX】  20170607 
https://jyoghorse50.blogspot.com/2017/06/fax-20170607.html
私にとって、永守重信氏は「私淑する人」という
感覚にまでは至りませんが、たった4人で起業して
現在の実績を作り上げ、更に2030年には10兆円企業
を目指すと公言している同氏は、間違いなく雲の上
の一人であり、天才経営者として尊敬の域にありま
す。
「この人の下で仕事をしたら大変だろうなぁ~」と
いう、ケシカラン軟弱な思いがあるのも事実ですが
気合を入れるには、私には最適の人です。
アモリ通信は1000号達成を目標にしていますが、
「215号程度で中だるみしていてドォ~する!!」
と自分にツッコミを入れて、気持を奮い立たせる
ことにしました。
本書の名言を全部記載するには、ちょっとボリュー
ムが多いので、PART1からPART3までの3部作を作成
することにしました。
2,3回飛ばして3部作をアップします。
 (シメシメ コレデ ラク ナ ネタ  ゲット    オイオイ!!! )
では、始めます。
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はじめに
第1章  仕事と情熱
第2章  人と組織
第3章  教育と成長
第4章  上司と部下
第5章  経営者と志
第6章  変化と創造
第7章  永守と経営者たちが共通して抱えるもの
今回は第1章から第3章までを、
   「永守重信 PART1」とします。
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第1章  仕事と情熱
〇 社員の士気がすべてを決める
1.「物事の成否はまず、やる気で決まる。
  無気力でかつやる気のない社員を
  歓迎するする会社はどこにも存在しないし、
  存在すれば、その会社は倒産するか、
  業績悪化するかどちらかである」
2.「事に当たっては
  『必ずやるという信念』
  『出来るまでやるという執念』
  『必ずよい結果をもたらすという自信』
   が大事だ」
〇 成功するためには強い心を持て
3.「物事が実現するか否かは、
  まずそれをやろうとする人が、
  できると信じることから始まる。
  自らできると信じたときに
  その仕事の半分は終了している」
4.「戦いの勝負は、
  まず自分に勝てるかにかかっている。
  自分に勝てる社員は
  いかなるものにも勝てると思う」
5.「企業の命運を左右するものは
  人材であることは論を待たない。
  それには、高い能力の持ち主の
  人間集団であることも大切だが、
  いかなる風雪にも耐え得る
  強い心の持ち主が何人いるかが、
  もっとも重要だ」
〇 仕事の厳しさを知ってる人こそ成果を上げる
6.「仕事というものは、
  本来決して楽しいものではない。
  もし、楽しいものならば
  遊園地とか映画館などと同様に、
  私は毎朝会社の玄関で
  社員一人ひとりから入場料を徴収する。
  それをやらないということは、
  働く、仕事をするということが、
  いかに苦しいことかを知っているからである」
7.「担当する仕事の成果が
  常に最良の結果で終わる人は、
  自己の仕事に対して、
  常に自分自身で厳しいチェックの
  できている人である」
8.「『楽を追えば楽は逃げていく、
   苦から逃げれば苦が追いかけてくる』。
  私の好きな言葉である」
〇 常に前を向いて攻め続けるから強くなれる
9.「ネアカ、生き生き、へこたれず」
10.「2番というのは、
   1番に近いかビリに近いかと問われれば、
   それはビリに近い。
   すなわち1番以外は
   みなビリと同じである」
〇 企業の力の差は、社員の意識の差である
11.「人の能力の差はせいぜい5倍まで。
   意識の差は100倍まで広がる」
12.「単純だけど、
   コミュニケーションほど大事なものはない
   といっていいくらいだ」
13.「始めに志ありき」
14.「すべては『志』の高さ」
〇 ハードワーキングこそ成長の原理原則
15.「24時間は誰にも平等だ」
16.「情熱・熱意・執念」
   「知的ハードワーキング」
   「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」
17.「泣かない、逃げない、やめない」
第2章  人と組織
〇 赤字は罪悪なんです
18.「つぶれる会社には共通点がある。
   会社も社員も本来持っている潜在力を
   表に出していないだけだ」
19.「誰もいないのに
   廊下の電気(ライト)がつけっぱなし。
   本来はショールームなどお客さんに
   来てもらわないといけない1階に、
   稼がない間接部門を置いている。
   みんなで付加価値を生もう
   という考えがないからそうなる」
20.「普通の再建の仕方は間違ってる。
   『年齢が高いから切る』とか
   『能力が低いからいらない』なんて
   僕は言わないよ。
   怠け者にはやめてもらうということだけだ」
21.「一流企業と三流企業の差は
   製品の差ではなく、
   ”社員の品質”の差である」
〇 仕事は常に自らの発想や工夫をもってやるべき
  である
22.「小さなものの改善に効果がある。
   会社は常に変化がないといけない」
23.「限界と思ったときが
   ネゴのスタート」
24.「古い服は脱ぎ捨てよ」
25.「改革は、
   その企業の人たちがやるのが一番だ」
26.「自分の勤める会社と仕事に
   誇りを持てない社員に
   立派な業績が上がるとは思わない」
27.「『明日やります』『あとでやります』と
   よく口にする人は、やりたくない人であり、
   何もやらない人と考えてよい。
   また、『そのうちやります』は、
   絶対やりませんと同じである」
28.「人生は
   チャンスをどう見つけるかという戦いだ」
29.「絶えず、
   ”これでよいのか!"を
   合言葉に事にあたる」
   「責任ある発言を行いましょう」
30.「業績は良くなったときが
   一番危ない」

第3章  教育と成長
〇 会社の仕事のすべてが教育になる
31.「やったこともない購買に
   取り組もうと思ったら
   猛烈に勉強しないといかんでしょう。
   それが大事なんですよ」
32.「業績が悪い会社の一番の問題はコスト。
   だから
   『本来こうなるはずというコスト構造』から
   徹底的に教えないといけない」
33.「死力を尽くしたのか」
34.「汚い水の中では
   良い魚は育たないのと同様に、
   汚い工場からは、
   決して良い製品を生み出すことはできない」 
〇 採用は育成の原点である
35.「人を見いだし、育てるには
   成績というモノサシだけではなく、
   見えないものを測るモノサシを
   持たなければいけない」
36.「挫折を経験した人間こそ
   可能性がある」
〇 苦労あれば何十倍の喜びあり
37.「この損を取り戻すまで仕事をしろ」
38.「人は嫌なことを
   後回しにしていきたくなる。
   しかし、そういう小さな差が後々、
   大きな差となって表れてくる」
39.「我流は組織をだめにする。
   成長の節目、節目で
   その都度やっていかなければいけない
   体質改善がある。
   それができなければ
   中堅企業にすらなれない」
40.「1人の天才よりも、
   100人の協調できるガンバリズムを持った
   凡才が会社を担っている」
41.「幹部こそ叱って育てよ」
42.「奇人変人の創業者と
   どう向き合えばよいのか!」
43.「最初は3つ褒めて1つ叱る。
   この比率を段々に逆転させていく」
〇 自ら燃える社員をつくる
44.「人間のタイプには3つある。
   その第一は、自分自身で燃えられる人間
   第二は他人が燃えたら燃える人間
   そして第三はいかなる材料があっても
   全く燃えない人間。
   少なくとも第二の人間にならなければ、
   組織の中では通用しない」
45.「社内結婚をしたくなるような
   会社にしよう」
46.「社員の評価は『考え方』と『熱意』と
   『能力』で決まる」
47.「どんな事業をやるにも定石や基本がある。
   盤石な基礎の上に成功はある」 
48.「『去ってほしい社員』と考える
   7つのタイプ」
 ① 知恵のない社員
 ② 言われなければできない社員
 ③ すぐ他人に頼る社員
 ④ すぐ責任転嫁をする社員
 ⑤ やる気旺盛でない社員
 ⑥ すぐ不平不満を言う社員
 ⑦ よく休み、よく遅れる社員
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いつも思うことですが、経営コンサルタントや
講演家には立派な方々が沢山います。
それを自身の事業の柱にされている方々は、日頃か
ら、よく勉強されておられると思います。
私自身、生涯現役を唱えて経営コンサルタントなる
ものを本業としている以上、自分で言うのもなんで
すが、いい歳してよく勉強してます (笑)
しかし・・・・・・・
永守重信氏や稲盛和夫氏のように中小零細企業から
現在のグローバル企業を育てた実績を誇る経営者。
永守さんの場合は、2030年に連結で10兆円
企業を宣言されています。
これほどビッグな経営者でなくても、中小零細企業
を、大きく成長させた経営者は沢山います。
私は、
「経営コンサルタントや講演家の話よりも、実績を
残した経営者の実話や考え方を聴く方が常に面白い
」と感じています。

「アンタが自分でそんなこと言ってたら、終わっと
るじゃないか・・・・・」と言われそうですが、
いずれによ、私自身は常に経営者感覚で、経営者と
共に事業を考え、人を育てていきたいと願っていま
す。
諸々の理論を学ぶことも大切ですが、永守重信氏、
稲盛和夫氏から学ぶことは、「自分の訓練そのもの
になっている」ことを実感しています。

で、今回の48の名言の中で私が3つ選ぶとしたら
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3.「物事が実現するか否かは、
  まずそれをやろうとする人が、
  できると信じることから始まる。
  自らできると信じたときに
  その仕事の半分は終了している」
32.「業績が悪い会社の一番の問題はコスト。
   だから
   『本来こうなるはずというコスト構造』から
   徹底的に教えないといけない」
36.「挫折を経験した人間こそ
   可能性がある」
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違う日になれば、また違う名言を選択するかもしれ
ませんが、今日のところは上記の3つです。

PART2、PART3もお楽しみに(^^♪

福島さんは今回の名言録で、3つ選ぶとすれば
どれを選択されますか?
ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

福島さんの幸運な日々を祈念します。

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