【アモリ通信200:2018謝罪の流儀】 20190227


福島清隆 さん


こんにちは。


キャッシュフローコーチ &
   リスクマネージャーの福島清隆です。
本日のテーマは「2018 謝罪の流儀」です。

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特集 2018  謝罪の流儀

定石破りの日産  常識外れ日大  

日経ビジネス 2018.12.17

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「アモリ通信200回記念!!」ということでもっと
明るいテーマにしたいところでしたが、
「成り行き」でこうなりました(^^♪

「1000回記念」まで、まだまだ先の事なので
じっくりいきます (笑)


さて、世の中から「災害」と「不祥事」がなくなる
ことはない。

「リスクマネジメント」をビジネスの柱のひとつに
している私は、この関連ではそう言い切ってます。

今回は「不祥事」に関するテーマです。

日経ビジネスでは毎年「謝罪の流儀」についての特
集があるようなので、これはもう紹介するしかない
と判断しました。

そしてこの記事はP26からP43まで18Pあります。
そのサマリーを記載するのではなく、関心のある方
は原稿をじっくり読んでいただくことがベストとも
判断しました。

通常、原稿をいきなり添付するのは、厳密に云うと
「違法」となります。

で、微妙ですが、私の仕事用のHPでIDとパスワード
を希望者の方だけにお伝えして、再返信する手法を
取っていました。

が、これも少々面倒なようなので、
「pdf希望」もしくはコメントをいただければ、
「2018 謝罪の流儀」を返信メールに添付して送信
させていただきます。  約9.5MBあります。


今回の原稿の内容は以下の通りです。

1.トップだからできる型破り謝罪
  (ゴーン氏批判に終始した西川社長)


2.日大の危険タックル事件
  理事長が雲隠れのワケ
  (危機本部の遅れ、説明責任を放棄)


3.「だらだら謝罪」脱却へ
  経営と現場の壁、壊せ
  (不正の温床を払拭できるか)

 ・霞が関の最強官庁、セクハラ問題に揺れる
 ・社長はブランド死守へ腹くくれ


4.謝るなら、これも一手
  「何もそこまで」の威力
  (驚きが呼ぶ、同情や理解)

また、冒頭にある「謝罪カレンダー2018」は
以下の通りです。

1月  コインチェック
2月  川崎重工
3月  佐川前国税庁長官
4月  ザッカーバーグ氏
5月  スルガ銀行
6月  日立化成
7月  野田聖子氏
8月  東京医科歯科大
9月  北海道電力
10月  西日本高速鉄道
11月   日テレ
12月   2018年代表 日産 


それでは、今回は原稿の内、P42、P43の下記のみ
をサマリーします。


『4 謝るなら、これも一手
  「何もそこまで」の威力』
  (驚きが呼ぶ、同情や理解)

〇 「今年最も”うまくやった”謝罪」

①.週刊文春による不倫疑惑報道を受けた音楽プロ
  デューサー、小室哲哉氏の謝罪会見だ。

・「スクープを狙う「文春砲」の標的になったが、
 発売翌日の1月19日に小室氏はあっけなく引退表
 明。

・「何も辞めなくても」と受け止めた世論は「才能
 を潰してもいいのか」と転じ、批判の矛先は週刊
 文春の報道姿勢に向かっていった。

・妻の介護には関わっていなかったと文春は断じた
 が小室氏に逆風は吹かず、日本レコード大賞の特
 別賞も受賞した。

・「近年はヒット作が生まれていなかったことまで
 考慮すれば、ベストな選択だったのではないか」
 と某コンサルタントは結論づける。



②.「辞めないでほしい」

・1月、京都大学のIPS細胞研究所で、研究者による
 論文データの改ざんや捏造が発覚。

・謝罪会見で自身の進退を問われた山中伸弥所長が
 「全ての可能性を検討したい」と発言すると、留
 任を求める電話やメールが殺到した。

・不正防止の管理責任があった山中氏を応援する声
 が上がったのも、進退問題への発展を否定しなか
 ったことに驚きがあったからだ。

・「山中氏には『信頼の貯金』があった」
 「人柄で広く知られた山中氏が頭を下げること
 には重い価値があった」
  (危機管理会社広報会社の江良俊郎社長)

・「何もそこまで」「対応が速い」「すべてをさ
 らけ出している」と印象付けることができれば、
 世論の支持は得られる。



③.「バスケットボール日本代表の買春行為」

・8月、アジア大会の最中に歓楽街で公式ウエアの
 ままインドネシアの歓楽街での買春行為が発覚。

・日本バスケットボール協会(JBA)は、ためらう
 ことなく4人の選手は選手団から強制帰国処分を
 受けた。

・帰国後、即、謝罪会見が開かれ、時間無制限です
 べての質問に答えた。

・女性記者から「金額を教えてください」「ホテル
 に行くまでの会話は」といった質問が浴びせられ
 4人は針のむしろ状態だった。

・JBAの三屋裕子会長は4人に、「隠さず、ごまかさ
 ず他人のせいにしないで事実を全部述べる」よう
 に言い聞かせて会見に臨んだという。

・自らも頭を下げた会見を終えると、発覚からわず
 か10日あまりで1年間出場停止というスピード処
 分を下した。


④.「日本ハムの社長交代」

・臨時取締役会で末沢寿一社長が退任し、畑佳秀副
 社長が社長に昇格する人事を決定しリリース。

・末沢氏の辞任の理由は「一身上の都合」とだけ記
 した。

・週刊誌報道で後に明らかになったのは、末沢氏ら
 一行が欧州視察に向かう途上、役員の一人が羽田
 空港のVIPラウンジでスタッフにセクハラ行為を
 働いたことを航空会社からとがめられていた。

・内部調査をした監査役会は役員のセクハラ行為を
 許容した末沢氏が共犯の立場に近いと指摘。

・日本ハムの経営陣は直ちに対処法を検討し、公け
 になる前に社長のクビをすげ替えることにした。

・社長辞任の会見では、いずれ週刊誌に漏れること
 を想定して「一身上の都合」という表現にこだわ
 った。

・畑社長が6月の定時株主総会で「社会で弱い立場
 にある人への思いやりが欠けていた。企業風土の
 変革や法令順守の徹底を図っていく」と謝罪し、
 幕引きとなった。

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(再追記)

コメントをいただくか「pdf希望」とだけ書いて
返信していただければ、原稿のpdfを送信させて
いただきます。  約9.5MBあります。



福島さんは世の中から「不祥事」がなくなる
事はあり得ると思われるでしょうか。
私は、理想論は別として、まずあり得ないと思って
ます。

また、不祥事が発生した後の「4」の事例について
どう思われますか。




ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。




最後まで読んでいただきありがとうございます。




福島さんの幸運な日々を祈念します。




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